タグ

ブックマーク / www.dinf.ne.jp (12)

  • 問題はホームレスではない

    問題はホームレスではない 標準以下の住宅で暮らす人々には革新的な図書館サービスが必要 (抄訳)スティーヴン・M・リリエンタール(Stephen M. Lilienthal) 2011年6月15日 出典: The Problem Is Not the Homeless | LJ Feature Story Library Journal特集記事 http://www.libraryjournal.com/lj/home/890752-264/the_problem_is_not_the.html.csp ホームレスの数は増加しており、ホームレスを対象とした図書館サービスもまた増加しつつある。にもかかわらず、多くの図書館司書と図書館管理運営者は、ホームレスは非常に複雑な問題であるため、そのニーズに応えることはできないと信じている。それは個人自身の問題を反映していることが多く、ホームレス自身が「

  • 研究室でのLLブック制作の取り組み(野口武悟) | 障害保健福祉研究情報システム(DINF)

    専修大学文学部教授  野口 武悟 1.はじめに みなさんは、LLブックをご存じだろうか。はじめて聞いたという人もいるかもしれない。いや、むしろ、そういう人のほうが多いというのが日の現状だろう。筆者の研究室では、現在、ゼミナール活動の一環としてLLブックの制作に取り組んでいるのだが、稿ではその経緯と制作活動の概要を中心に報告したいと思う。 2.LLブックとは何か LLブックとは何なのかをはじめに説明しておかなければならないだろう。 LLブックのLLはスウェーデン語のLättläst(やさしく読みやすい)の略であり、つまり、LLブックは"やさしく読みやすい"という意味である。ただし、"やさしく読みやすい"といっても、乳幼児や小学生くらいまでの子どもを対象とした作品のことではない。知的障害などの障害があったり日語を母語としていないなどのために読むことに困難を伴いがちな中学生以上の青年(

  • 平成26年度デイジー教科書提供生徒数

    平成14年に文部科学省が実施した全国実態調査においては、小学校及び中学校の通常の学級において、知的発達に遅れはないものの学習面で著しい困難を示すと担任教師が回答した児童生徒の割合は、4.5%あると報告されています。 *文部科学省のホームページより(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/018/toushin/030301i.htm) その中でも通常の教科書では読むことが困難な児童、生徒に、2008年の9月よりマルチメディアデイジー教科書を提供を始めました。 現時点では以下のような提供生徒数となっております。(随時更新は行なっていきます。) このDAISY教科書が少しで読むことに関しての負担軽減、関心、興味をもつといったことの一助なればと思っています。 <2014年9月11日現在>

  • 日本デジタル教科書学会新潟支部「Edu x Digi Festa Niigata 2013」開催される

    埼玉県立坂戸西高等学校 井上芳郎 1.はじめに 2013年2月10日新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」において、日デジタル教科書学会新潟支部主催の「Edu x Digi Festa Niigata 2013」が開催されました。あいにくの雪空にもかかわらず、会場には定員を上回る100名近くの参加者がありました。日デジタル教科書学会とは同会ウェブサイトによると、「デジタル教科書・教材に関する学術的な研究および授業実践を行い、その効果や意義を発信することを目的に2012年5月に発足」したとのことです。ここでは当日のプログラムにそって、シンポジウムと事例発表(一部)の概要について報告します。 2.シンポジウム「新潟からデジタル教科書の未来を発信する」 (1)デジタル教科書の実践の可能性と課題 コーディネーター: 上松恵理子(新潟大学大学院博士研究員・学会副会長) シンポジスト: 原田完二(見

  • 読書教育促進に向けた共同の取り組み:ノルウェー学校図書館プログラムにおける公共図書館と学校による共同プロジェクト

    ノルウェー クリスチャンサン アグデル大学 シリ・イングヴァルドセン(Siri Ingvaldsen) IFLA2012 ヘルシンキ(フィンランド) 資料 要旨: 論文では、ノルウェー学校図書館プログラムにおいて、読書教育を支援するために、学校が地域の公共図書館とどのように連携しているかを論じる。このプログラム(2009年‐2013年)は、教育手段としての学校図書館の強化を目的としている。2006年から2007年にかけて実施されたノルウェー学校図書館調査からは、特に小中学校において、リソースへのアクセスが不足しており、職員の能力も十分でないことが明らかになった。そこでプロジェクト資金が支給され、学校が実務関連のプロジェクトの資金を申請できるようになった。プロジェクトでは、読書教育の促進と情報リテラシーの向上をめざし、学校図書館の積極的な統合が進められている。2011年-2012年の学年度

  • マルチメディアDAISY を活用した電子教科書

    情報サービスとユニバーサル・デザイン マルチメディアDAISY を活用した電子教科書野村 美佐子 (公財)日障害者リハビリテーション協会情報センター 出典:情報の科学と技術 62巻5号,203~208(2012) DAISY(Digital Accessible Information System)は,日語で「アクセシブルな情報システム」と訳し,プリントディスアビリティ(印 刷物を読むことに障害)がある人々の情報のアクセスを支援するデジタル録音図書の国際標準規格である。稿では,読むことが困難な人々 に有効であると注目を集めているマルチメディアDAISY 教科書について紹介し,ボランティアによる提供活動の現状,成果および課題を 示す。さらにすべての人の活動参加を保障するユニバーサルデザインの観点から,EPUB(Electronic PUBlication)とDAISY の連携によ る

  • ディスレクシアのための図書館サービスのガイドライン

    原文「Guidelines for Library for Services to Persons with Dyslexia By Gyda Skat Nielsen and Birgitta Irvall under the auspices of the Section of Libraries Serving Disadvantaged Persons.2001」(ISBN-13 978-90-70916-82-7) http://archive.ifla.org/VII/s9/nd1/iflapr-70e.pdf 目次 1 序文 2 ディスレクシアとは 3 民主主義的な視点 3.1 国連の基準規則 3.2 ユネスコ公共図書館宣言 3.3 読者憲章 4 図書館員のディスレクシアに関する知識の必要性 4.1 図書館司書養成所 4.2 成人教育 5 ディスレクシアの子どもたちへの図書館

  • マルチメディアデイジー活用事例集

    ENJOY・DAISY Digital Accessible Information SYstem 読めるって楽しい! 全ての人が同じ情報をシェアすることが出来ます。 ここでは、マルチメディアデイジー教科書の活用事例をご紹介します。 令和6年2月23日開催の事例報告会資料 令和5年12月9日開催のデジタル図書(マルチメディアDAISY図書)報告会追加資料 令和5年10月28日開催のデジタル図書(マルチメディアDAISY図書)報告会追加資料 令和5年10月20日開催のデジタル図書(マルチメディアDAISY図書)報告会資料 令和5年8月4日開催のデイジー教科書の最新利用方法の報告会資料 令和5年2月26日開催の事例報告会資料 令和4年8月5日開催のデイジー教科書・図書の最新利用方法の報告会資料 令和4年2月27日開催の事例報告会資料 令和2年12月12日開催の事例報告会資料 平成31年2月24

    ivory_rene
    ivory_rene 2012/07/15
    通級学級についても
  • DAISYとは

    概略 DAISYとは、Digital Accessible Information SYstemの略で、日では「アクセシブルな情報システム」と訳されています。 ここ数年来、視覚障害者や普通の印刷物を読むことが困難な人々のためにカセットに代わるデジタル録音図書の国際標準規格として、50カ国以上の会員団体で構成するデイジーコンソーシアム(部スイス)により開発と維持が行なわれている情報システムを表しています。 DAISYコンソーシアム公認のオーサリングツールを使ってデジタル図書を作ることができ、専用の機械やパソコンにソフトウェアをインストールして再生をすることができます。国内では、点字図書館や一部の公共図書館、ボランティアグループなどでDAISY録音図書が製作され、主な記録媒体であるCD-ROMによって貸し出されています。 DAISY録音図書の特徴 目次から読みたい章や節、任意のページに飛ぶ

    ivory_rene
    ivory_rene 2012/07/15
    あとでというか、ちゃんと読む。これさいきんきになってること。
  • 認知症の人のための図書館サービスガイドライン

    ヘレ・アレンドルップ・モーテンセン(Helle Arendrup Mortensen) ギッダ・スカット・ニールセン(Gyda Skat Nielsen) 翻訳:(財)日障害者リハビリテーション協会 日語監訳:高島涼子 書誌データの補足 項目 内容 目次 序文 謝辞 認知症とは? 認知症の最も一般的な症例 認知症の進行段階 認知症小史 公共図書館の課題 認知症の人にサービスするためには 認知症の人とのコミュニケーション 認知症の人のための図書館資料 在宅の認知症の人に対する図書館サービス 長期介護施設およびデイケアセンターの人々に対する図書館サービス 職員との連携 図書館サービスのモデル 施設での特別プログラムとイベント 読書指導員 民族的および文化的マイノリティ 図書館サービスのマーケティング 結論 参考文献 ウェブサイト 追加資料 執筆者 序文 過去10年間で、多くの国々が認知症関

  • 公共図書館・学校図書館に期待すること-発達障害の子どもたちとマルチメディアデイジー図書-

    著作権法改正と障害者サービス 第12回 公共図書館・学校図書館に期待すること-発達障害の子どもたちとマルチメディアデイジー図書- 山中香奈 発達障害と読字障害 「たつの子」は兵庫県で活動するLD親の会です。発達障害の子どもの親が自分たちで発達障害の啓発,勉強会の開催,懇親会の開催などを行っております。 「たつの子」でも子どもたちが必ず読み書き障害があるわけではありませんが,障害を複数併せ持つケースが多いと言われています。例えばAD/HDと学習障害(LD)等です。学習障害の子どもの中にはディスレクシアと呼ばれる「読字障害」も存在します。 私の息子はディスレクシアです。中学校2年生ですが漢字の読み書きは小学校3年生レベルです。息子は見た文字を音に変換することが困難です。しかも,文字のかたまり(文節など)がわからないですし,目線が外れるとどこを読んでいるのかわからなくなったりもします。 そんな息

    ivory_rene
    ivory_rene 2011/12/25
    ディスクレシアの子にとってデイジーは「視力の悪い人のメガネ」。公共図書館でも借りられるようにと期待。
  • 拝啓 公共図書館さま

    著作権法改正と障害者サービス 第11回 拝啓 公共図書館さま 藤田晶子 5年前に 「全国音訳ボランティアネットワーク」を立ち上げたのは,その頃,各地でバラバラに活動していた音訳仲間が手をつなぎ,話し合える場をつくりたい思いからでした。 その趣旨は今も変わりませんが,やがて活動するなかで音訳ボランティアの目的を十全に遂行していくためには,既存の諸組織との協力と連携プレーが欠かせないことがわかってきました。 図書館との関連で一例を挙げますと,ある人が近くの公共図書館に音訳者養成講座について尋ねたところ,予定はないという返事。ところがその直後, 隣の地域の図書館では,近々に開講が決まっていたことがわかったそうです。 こうした事例に幾度か触れるなかで,関係諸機関との連携の必要性と情報の共有が非常に大事であると考えるようになったのです。 以来,各音訳ボランテイア組織とは言うまでもなく,各図書館,社会

  • 1