米国テキサス州ヒューストンにあるアマゾンのフルフィルメント配送センターで、複数のEV(電気自動車)配送用バンが炎上するという事件が起きた。 2024年7月1日(現地時間)にドローンが上空から撮影した映像では、駐車場に止められたバンが激しく燃え上がり、もうもうと黒煙が上がる様子が映し出されている。 幸いなことに怪我人はいなかったが、この火災で少なくとも3台のバンが深刻な被害を受け、うち2台は完全に焼け落ち、金属の骨組みしか残らなかったという。
エンバーミングとは、遺体の各部をプラスチックやほかの物質と取り換えて、防腐処理をすることだ。かつてのソ連の指導者であったウラジーミル・レーニン(1870年4月22日 – 1924年1月21日)に施された、驚くべききめ細やかな防腐処理及び保存方法の詳細が、科学者たちによって公表された。 ウラジミール・レーニンが没後、今年で91年になる。しかし、これだけ長い年月がたっているというのに、彼の遺体はまるで生きているように見える。 これは、ロシアが研究に研究を重ねたエンバーミング技術のおかげだ。100年にも渡る試行錯誤の結果、実社会の医学の応用にも貢献できる技術を生むことができたと、科学者たちは誇らしげに語る。 この画像を大きなサイズで見る1918年に撮影されたレーニン レーニンは、1924年1月21日、脳梗塞により亡くなったとされている。享年53歳。レーニンの遺体は、死後ほどなく保存処理された後、
実験室で作られる培養肉は着実に進歩を遂げているが、その一方で価格の高さがネックとされている。 これを解決するために英国の新興企業「Moolec(ムーレック)」社が考案した戦略は、安価な大豆を利用するというものだ。 もちろん普通の大豆ではない。分子農業技術で、大豆にはブタの遺伝子が組み込まれており、植物であるというのにブタのタンパク質が豊富に含まれているのだ。
自分自身をテーマにした論文を書くなど、研究者としても大きな可能性を感じさせるAIチャットボット「ChatGPT」だが、今度はロボット工学者としてデビューを飾ったようだ。 デルフト工科大学とスイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームは、ChatGPTを企画段階から参加させ、ロボットを設計させた。これにより、見事なトマト収穫ロボを開発することに成功した。 今のところ、すべてをChatGPTに任せることはできない。だが、特にコンセプトを考案する段階ではとても有益だったという。 少なくとも、ChatGPTとのロボット共同開発は実りある前向きなものだったと、研究チームは『Nature Machine Intelligence』(2023年6月7日付)で報告している。
作り手のイメージによって、出来上がる作品が著しく異なるのが芸術だ。でもって、完成した作品は、必ずしも万人受けするというわけではない。 今回、イタリアの美術学校の生徒たちによって制作された人魚の彫像が、物議をかもしている。 一般的な人魚のイメージとかけはなれて、その彫像の胸とお尻があまりにもたわわ過ぎることから、困惑と批判を呼んだようだ。 学生たちが作成した人魚像が挑発的過ぎると物議をかもす イタリア南部プーリア州モノポリにあるルイジ・ロッシ美術学校の学生たちが作成した人魚の彫像が、科学者のリタ・レヴィ=モンタルチーニにちなんで名付けられた漁村の広場に設置された。 その人魚像は、大きな胸とお尻を持ち、一般的に認識されている人魚像とは少々異なっていた。 SNSで画像がシェアされると、当惑と嘲笑が広がり、「セクシーすぎる」「非常に下品」「女性の不快なイメージでしかない」「挑発的すぎる」と批判され
上の画像を見てほしい、白い無数の輝く点は、満天の星空や銀河かと思いきや実はそうではない。それらは活動中の「超大質量ブラックホール」だ。 超大質量ブラックホールは、太陽の10万~100億倍の質量をもつブラックホールで、銀河の中心にあると考えられている。 2021年に公開されたこの画像には、そんな怪物が25,000個も映っている。 つまりは、ヨーロッパにも匹敵する巨大な電波望遠鏡によって作られた、史上最高に詳細なブラックホールの地図なのだ。 ブラックホールから放たれた超低周波の電波をとらえて可視化 光すら逃げられないと言うだけあって、何もしてないブラックホールを見つけるのは難しい。その存在を示す放射線を出さないからだ。 一方、ブラックホールが貪欲なまでに物質を飲み込んでいる最中には、その周囲にある塵やガスの円盤から強力な放射線が放たれる。 天文学者がブラックホールの存在を知ることができるのは、
アメリカとメキシコの国境での密輸と聞くとやばい麻薬とか危険な銃が定番だが、今メキシコからアメリカへ密輸が急増中なのはなんと卵なんだそうだ。 変な卵とかじゃなくて、普通にスーパーとかで売られている食用の生卵、鶏卵である。その背景には物価の高騰があった。 日本でも、これまで「物価の優等生」と言われてきた卵だが、飼料価格の上昇や鳥インフルエンザの感染拡大などをうけ、1993年以降最も高くなっている。 メキシコからアメリカへ卵の密輸が急増 現在アメリカでは、物価高騰によりカリフォルニア州では、卵1パック(12個)が最大で8ドル(約1,000円)もする。そこで週に数千個のメキシコ産の卵が、こっそりと国境を越え密輸が試みられている。 密輸といってもその背景にギャングが関わっているわけではない。少しでもお金を節約したい一般市民が行っているのだ。 税関国境警備局(CBP)の国境報告書によると、2022 年
アメリカで、鉄道作業員の男性は、アライグマが線路のレールにまたがった状態で動けなくなっているのを発見した。 この日の気温はマイナス12度。アライグマの生暖かいふぐりが、一気に瞬間冷凍されレールに張り付いてしまったようだ。 作業員は新たに「レールとふぐりを切り離すという」繊細な作業が発生したものの、無事アライグマを救出することに成功した。 アライグマのふぐりが線路のレールにひっついて離れない事案 アメリカ、ジョージア州コクランで、マイナス12度の極寒いの中、鉄道作業員のニール・マリスさん(35歳)は、線路のレールにまたがった状態で動けなくなっているアライグマを発見した。 近づいて良くみたところ、アライグマのふぐりが冷たいレールにピタリとはりついて取れなくなってしまっていたのだ。 この画像を大きなサイズで見る ぬるま湯とショベルを使ってふぐりを引きはがす作戦に ニールさんと同僚たちは、シャベル
進化したテクノロジーが引き起こす現代ミステリーとでもいうべきか。 先日も交通違反で警察に呼び止められた、無人の車が走り出すなど、はたから見ればホラーでしかない現象が目撃されたばかりだが、今度は呼び出された無人車による信じがたい衝突事故がネットで取り沙汰されている。 このほどTwitterユーザーが目撃したのは、駐機中の飛行機につっこんでいった自動運転のテスラ車。なお衝突されたのは小型ジェット機で、価格は2億5千万円ほどになるという。 このやらかし車両も前回同様ドライバー不在だ。一体何がどうしたというのだろう? 無人のテスラ車がジェット機に衝突!しかも止まらないミステリー 空港の駐機場に無人の車が低速でやってきて、停まっていた小型のジェット機の尾部に衝突!そこで止まるかと思いきや… この画像を大きなサイズで見るimage credit:Chris Clarke/twitter なんとそのまま
今をときめくゼロエミッションカー、従来のディーゼル車やガソリン車とは一線を画すクリーンな車として世界規模で浸透中のEVが、70年以上も前にしかも日本で開発されていた、だと? このたび海外のSNSで注目を集めていたのは「日本では1949年に1回の充電で200kmも走行する電気自動車が開発されていた」という投稿だ。 戦後まもなくハイスペックな電気自動車が日本で開発されていたことに、疑いを持つユーザーもいたのだが、実際のところはどうなのだろう?ファクトチェックサイト『Snopes』が検証を行った。 日本が1949年に1回の充電で200km走るEVを開発してた? この情報の出所を探ったところ、一番古かったのは2013年に投稿されたものだ。 In 1949, the Japanese developed an electric car that traveled 200 km on a single
ウクライナでは、ロシア兵に盗まれたデバイスを探すかたわら、あの便利なアプリを利用して、リアルタイムで彼らの居場所を追跡しているようだ。 iPhoneには「探す」というアプリがあり、iCloudで別の端末から、iPhoneはもちろん、AirPods、Apple Watchが今どこの位置にあるのか探し出すことができる。 手持ちの端末からデバイスの位置を確認することで、ロシア兵の部隊の位置を知ることができるのだ。 盗まれたデバイスを「探す」機能でロシア兵を追跡 ロシア軍の暴力的な侵略により、ウクライナの人々は恐怖と喪失感の最中にある。多くの町が破壊され、大勢が避難を余儀なくされ、残虐行為により命を落とす人も多い。 混乱の渦中、ロシア兵はウクライナの人々から様々な物を盗み出しているという。その中にはApple製品も多く含まれている。 だが、ウクライナの人々はその災難を逆手に取った。事前設定をしてい
数年前、アメリカでは「ピザは野菜」に分類されているとして話題となったが、アメリカの子供たちの認識がいろいろおかしなことになっている。 アメリカ南東部の大都市圏に住む4~7歳の子供を対象にした調査結果が論文として『Journal of Environmental Psychology』に掲載されたのだが、子供たちの約4割が、ベーコンやホットドッグ(ソーセージ)などの食品が植物ベース(野菜)であると信じていたという。 子供たちの40%が動物性食品を植物由来だと思い込む サウスカロライナ州ファーマン大学の研究チームが、アメリカ南東部の大都市圏に住む4~7歳の子供176人を対象にした調査を行ったところ、驚くべき事実が判明した。 食品の画像を見せ「動物ベース」と「植物ベース」に分類するよう子供たちに求めたところ、36%から41%の子供たちが、チーズやベーコン、ソーセージ、ホットドッグ、チキンナゲット
「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだ。昨年、数学者たちを悩ませた、大昔の数学の問題が解決された。だが解答したのは数学者ではない。なんと現在刑務所に服役している殺人犯だ。 その問題は「幾何学の父」と称される古代エジプトのギリシャ系数学者、エウクレイデス(ユークリッド)が頭を悩ませた「連分数」で、現在では暗号技術などに使われる非常に重要な理論であるそうだ。 殺人罪で刑務所に収容された囚人、数学に目覚める 現在ワシントン州シアトル近郊の刑務所で服役中のクリフトファー・ヘイブンズ(40歳)は、苦難の人生を歩き続けてきた。 高校は中退。仕事が見つからず、やがて麻薬に手を出すようになり、ついには人を殺めてしまった。2011年に25年の実刑判決を受け、刑期はまだ15年残っている。 しかし刑務所の中で数学と出会ったことで、彼の人生に光が差し始めた。独学で高等数学の基礎を学び、情熱を感じるようになっ
中年になってぽっこりと膨らんだお腹を見て、「いやー、もう歳だから。代謝が落ちちゃってさ~」という言い訳はできなくなるかもしれない。 代謝は、生物体がエネルギーなどを外部から取り込み、体内で化学的に変化させ、不用なものを消費する反応のことだが、年を取ると代謝が落ち、肥満や便秘の原因になると言われていた。 だが『Science』(21年8月13日付)に掲載された最新の研究によると、20歳から60歳まで人体の代謝率はほとんど変わらないと報告しているのだ。 若い頃はスリムでも、年齢を重ねると太るというのは代謝のせいではなさそうだ。 代謝には普段の生活エネルギーも含まれている この研究を行ったアメリカ、デューク大学のハーマン・ポンツァー氏は、「人は太った原因を代謝の低下のせいにしがちですが、それは違うようです。人口レベルの広い視点から見れば、代謝は成人してからも安定しています」とコメントする。 これ
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