7月26日から9月13日まで新潟県で開催されている「大地の芸術祭」。東京23区を上回る760平方キロメートルという広大な越後妻有地域(十日町市、津南町)に、38カ国・地域のアーティストが350点以上もの作品を展示する。40万~50万人の来場者を見込んでいる。このイベントの総合プロデューサーを、ベネッセコーポレーション会長兼CEO(最高経営責任者)の福武總一郎氏が務めている。 今回、全国初の試みが実施されている。専用サイト「越後妻有サポートサイト」による、ふるさと納税と電子決済を組み合わせた寄付金の受け付けだ。7月25日に開設し、約2週間で2500万円以上を集めた。 ふるさと納税は、自治体に寄付すると、5000円以上を超えた金額が住民税の控除対象になる制度(詳細は総務省のウェブサイトにて)。2008年5月から各地で導入が始まり、地方にお金を回して経済を活性化する施策として注目を集めた。現時点