サーバー型放送の1つの目玉といわれるのが、“メタデータ”を活用する各種の放送サービスだ。メタデータに含まれる番組情報をもとに、個々のユーザーニーズに合わせたテレビの視聴方法が提案されている。しかし、それをビジネスに結びつけて考えたとき、新しい課題が見えてきた。 来年開始される予定のサーバー型放送では、メタデータと呼ばれるコンテンツの情報を付加した上で番組を送出する。データの内容は、番組の識別ID(コンテンツID)をはじめ、番組のジャンルやEPGデータ、演出家や出演者の情報、そして権利管理関係(コピー保護、アクセス制御、課金情報)と多岐に渡り、番組の製作、送信、管理、アーカイブなどさまざまな場面において、コンテンツの検索や選択に利用できるという。 では、実際にサーバー型放送ではメタデータをどのように活用するのだろうか。 メタデータの活用例 NHKが提案しているものとしては、まず「シーンナビゲ
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