ユダヤ人虐殺否定で波紋=英国人司教発言、ローマ法王にも批判 ユダヤ人虐殺否定で波紋=英国人司教発言、ローマ法王にも批判 【ジュネーブ5日時事】ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を英国人司教が否定する発言を行い、ローマ法王ベネディクト16世の対応にも批判の矛先が向けられるなど、波紋が広がっている。 問題の司教はウィリアムソン司教。ロイター通信によると、1月21日、スウェーデンのテレビ番組で「(ユダヤ人虐殺に使われた)ガス室はなかった」と発言した。 同司教は1988年、教会の近代化を目指したバチカン(ローマ法王庁)の方針に従わず、過去の伝統に固執して活動を続けたとして、バチカンから破門されていた。しかし、バチカンは同24日、同司教の破門解除を発表した。 破門解除をめぐっては、ユダヤ人だけでなく、ドイツのメルケル首相らからもバチカンへの批判が噴出。バチカンは4日になって、「
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