今回は、北山猛邦さん 作の小説『クロック城』殺人事件を読みました! いわゆる「城シリーズ」として知られるミステリーシリーズの第1作目となるお話で、 ファンタジーな要素もありつつ、普通の推理小説とは違い、独特な世界観でした! あらすじ 終焉を迎えつつある人類の世界。 探偵・南深騎(ミナミミキ)と菜美の下に、黒鴣瑠華(クロクルカ)と名乗る美少女が現れた。 瑠華に案内されたクロック城は、3つの時を刻む巨大な時計があり、城の中には、 眠り続ける美女や蠢く人面蒼。 そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし死体が次々と現れる、、、 感想 設定が終焉を迎えつつある世界、ということで、人類が生きる希望を見失い、警察等も機能しなくなっている世界のお話です。 結界のような能力まで出てきて、ファンタジーな要素もありますが、殺人事件のトリックではそういった類のものは出てこず、正統派の推理小説でした。 クロック城は過