[GDC 2009#24]「World of Warcraft」で推し進められる“Directed Gameplay”というコンセプト ライター:奥谷海人 キャプラン氏は,WoWではTigoleとして知られるデザイナーだ MMORPGであろうがなかろうが,オープンワールドなゲームの開発において,ゲームデザイナーが最も注意しなければならないのは,「いかにプレイヤーを迷わせないか」である。 こう語るのは, Blizzard Entertainmentのゲームデザイナー,Jeffery Kaplan(ジェフェリー・キャプラン)氏だ。同氏は,「World of Warcraft」(以下,WoW)のプロジェクトにおいて,Rob Pardo(ロブ・パードゥ)氏(「Warcraft」シリーズの生みの親といわれている)のもとでデザイナーとなり,拡張パック第一弾の「The Burning Crusade」(
[GDC 2009#23]こんな割れ方をしていたなんて! DirectX 11テッセレーションの動作を探る 編集部:aueki テッセレーションによるハイポリゴンのモデル表示例 PCゲーム業界の今後を占ううえで,避けて通れないDirectX 11(Direct3D 11)。GDC09では,MicrosoftやAMDが,いくつか関連するセッションを用意していたが,本稿では,両社のセッションから,テッセレーションに関する部分をまとめてみたいと思う。題材となるのは,北米時間2009年3月25日に行われた,Microsoftの「Direct3D 11 Tessellation Deep Drive」,そして26日に開催された,AMDの「Your Game Needs Direct3D 11,Get Started Now!」だ。 DirectX 11のテッセレーションデモを見る さて,Direct
[GDC 2009#17]なんのためにボスキャラがいるのか? 「Left 4 Dead」に見る,プレイヤーをCo-opに誘う仕掛け 編集部:松本隆一 Co-op(協力プレイ)に特化したFPSとして開発された「Left 4 Dead」(以下,L4D)は,当初言われていた「そのような人気のないゲームモードをメインにして大丈夫なのか?」という疑問を吹き飛ばす,世界的なヒットとなった作品だ。メディアの評価も総じて高く,現在までに250万本近いセールスを記録している。 Co-opというニッチ市場をターゲットにしながら,なぜこのようなヒットに至ったのか。その秘密を解き明かそうというのが,今回の「Replayable Cooperative Game Design: Left 4 Dead」(Left 4 Deadの繰り返し遊びたくなるゲームデザイン)と題されたレクチャーだ。 ちなみにL4Dについて詳し
[GDC 2009#16]GDC史上最陰気? Flagship Studios崩壊の理由を関係者が激白 ライター:奥谷海人 ゲームファンや業界からの期待を一身に受けながら,大きなインパクトを与えることもないまま消えて行った「Hellgate: London」の開発元,Flagship Studios。 同社はDavid Brevik(デイビッド・ブレビック)氏,Bill Roper(ビル・ローパー)氏,Tyler Thompson(タイラー・トンプソン)氏,そしてMax(マックス)氏とEric(エリック)氏のSchaefer(シェーファー)兄弟ら,「Diablo」を世に送り出したBlizzard Northの中核メンバーによって,2005年夏に結成された。 そして会心の処女作……となるはずだったHellgate: Londonは,リリースから1年半も経たない2009年1月に,その扉を永遠に
【4Gamer特別企画】あの娘達の「壁紙」公開開始&「名付け親」大募集 編集部:aueki 突然だが4Gamerでは,いつの間にかマスコットキャラクターになっていた女の子2名(イラスト:しうまい)の名付け親を,読者の皆さんから募集したい。 4Gamerのプレゼント企画などでたまに登場する女の子キャラは,プレゼント応募のコメントなどで「名前を教えて」「とても気になります」「商品化しないんですか」などのありがたいお言葉を多くいただいていたのだが,いまだに正式名称がない。 そこで今回,オープンに名付け親を募集してみることになったわけだ。ついでに,いつのまにか編集部も預かり知らない謎のライバル(?)キャラも出てきたことでもあり,こちらのキャラについても名前募集を行う。ぜひ,記事最下部にリンクされているフォームから応募していただきたい。 名前を決める以上,今後定期的にちょこちょこといろいろなところに
NVIDIA,チップセットライセンスでIntelから受けた訴訟に反訴 Intelへ反訴 配信元 NVIDIA 配信日 2009/03/27 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> NVIDIA、INTELに対して反訴を提起 NVIDIAテクノロジに対するIntelの契約終了を検討 2009年3月26日 --- NVIDIA(エヌビディア)コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang、Nasdaq:NVDA)は本日、Intel Corporationの契約不履行に対してデラウェア州衡平法裁判所に反訴を提起したことを発表いたしました。NVIDIAの価値ある特許ポートフォリオに対するIntelの契約終了について検討しています。 NVIDIAの反訴は先月Intelのデラウェア州衡平法裁判所に提起された4年間
Live Servicesは、Microsoftがインターネットで提供しているWindows LiveのサービスをAzureで利用するためのフレームワークだ。 現在、Windows Liveは、ユーザー認証からメールサービス、インスタントメッセンジャーなど、多岐にわたったサービスを提供している。これらのサービスをAzureから利用できるだけでなく、現在運用されているWindows Liveサービスのデータにもアクセスできるようにする。 Live Servicesの大きな役割は、Windows LiveサービスをAzure上で利用できるようにするだけでなく、クラウドを取り巻く、さまざまなデバイスと連携して、サービスを提供するためのインフラなのだ。 ユーザー自身の環境を考えてみると、携帯電話やNetBookなどのPCは持ち歩いているし、家に帰ればデスクトップPCがあったり、ホームサーバーがあっ
現在主流となっているのが音波式歯ブラシ。写真はパナソニックの電動歯ブラシ「音波振動ハブラシ ドルツ イオン EW1046」 電動歯ブラシとは、モーターでブラシを振動または回転させて歯を磨く機器のことです。通常の歯ブラシでは、手を動かしてゴシゴシと歯を磨くわけですが、隅々まできれいに歯垢を落とそうとすると、かなりの時間がかかります。そこで、自動で動くブラシの振動を利用し、短時間でしっかりと歯が磨けるというメリットがあります。 現在市販されている電動歯ブラシには、100円ショップで売られているような低価格のものから、実売価格で1万~2万円程度の高価なものまであります。同じ電動歯ブラシでありながら値段に差があるのは、その電動歯ブラシが「音波式」かそうでないか、という点が深く関わっています。 電源に乾電池を使うような、低価格の電動歯ブラシ――“非音波式”では、ヘッドの振動数は1分間で2千~1万回程
製品パッケージ。同社の直販ブランド「UMAZONe」(うまぞん)での取り扱いとなり、直販価格は9,980円。対応OSはWindows XP/Vistaとなっている。ちなみにパッケージに写っているのはホワイトだが、実際の製品はブラック ハンファ・ジャパン株式会社が販売する「DUO for laptop」は、ノートPCの画面上部に受信ユニットを取り付けることにより、液晶画面をタブレット化できるアダプタだ。直販価格は9,980円で、ギリギリ遊びで買える範囲と言えるだろう。今回試用品を入手したので、早速レビューをお届けしたい。 製品本体は、USB接続の受信ユニット部と専用ペンで構成される。受信ユニット部はWebカメラの台座部分のような形状をしており、サイズもほぼ同程度。液晶画面のベゼル部に取り付けて使用する。取り付け位置は液晶上部が基本だが、実際には画面上部のほか、両側面への取り付けも可能だ。 専
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