本来、Service Pack(サービスパック)は、前バージョンがリリースされた直後に発見されたセキュリティホールやバグを改善するためにリリースされた、修正プログラムの集合体です。長らくWindows OSを使ってきた方ならご存じのとおりですが、Windows XP Service Pack 2のように、システムに大幅の改変を加えるService Packも存在し、下位互換性に影響を当たることもありました。 今回リリースされたWindows 7 Service Pack 1は、従来のService Packのように修正プログラムを集めたものながらも、仮想環境を前提にメモリを効率的に管理するDynamic Memoryや、GPUを仮想化してリモートアクセスするコンピューターに提供するRemoteFXといった新機能が搭載されています。ただし、これらの機能はいずれもWindows Server