角川ゲームスより発売中のPS Vita向け完全新作ダンジョンRPG『デモンゲイズ』。ダンジョンRPGの制作に定評のあるエクスペリエンスが開発しており、ファンタジーの世界を舞台に、異質の半機械生命体 “デモン” を操る力を持つ“デモンゲイザー”となって迷宮を攻略していく作品だ。そんな『デモンゲイズ』を題材にしたショートノベルを、ダンジョンRPGに縁の深い作家のベニー松山氏がファミ通.comにて連載。今回は、第三回「救世の不死鳥は舞い戻る」をお届けする。 デモンゲイズショートノベル第3回「救世の不死鳥は舞い戻る」 ミグミィのヒーラー・テュケーは、その日、幼い頃から抱えていた“もしや”という想いを確信に変えた。 それは、水没した都市遺構――通称“青の旧市街”(◆)の探索を始めた日のことだった。大規模な地盤沈下に見舞われ、流入する湖水に完全に没したグリモダール城下町の一区画に、彼女はデモンゲイザー
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