これに先立ちクレイはCRIを辞任すると同時に、コンサルタントとして同社と契約する。また、クレイは本社から離れた場所での作業を望み、これを受けて同社はコロラド州のボルダーにCRAY Labsを開設。CRAY-2の開発はここで行なわれた。 CRAY-2の目標は CRAY-1の10倍の性能 CRAY-2の設計目標は、CRAY-1の10倍の性能だった。世代毎に10倍というのはもはやクレの信念に近いのかもしれない。では、どうやってそれを実現するかが次の問題である。 クレイの設計目標は単純だった。実行ユニット数を増やし、動作周波数を上げ、かつ信号遅延を減らせばいい。 CDC 8600はまさしくこの好例で、CDC 7600を小型化することで信号遅延を削減し、さらに実行ユニット数を増やすため4台分まとめて動作させて、CDC 7600から大きく性能を引き上げようと目論んだわけだが、うまく行かなかったことは連
Access Accepted第439回:クラウドファンディングに見られる陰り ライター:奥谷海人 ここ数年,ゲームのセルフパブリッシングという新しい潮流を生み出したクラウドファンディングだが,今年に入ってからは陰りが見られるようだ。こと,アメリカドルで7桁,日本円に換算すると億単位の資金を公募するプロジェクトに失敗例が増えており,最近ではシアトルをベースにしたUber Entertainmentの最新プロジェクト「Human Resources」がKickstarterのキャンペーンをキャンセルした。いったいクラウドファンディングに何が起きているだろうか? 一風変わったストラテジーゲームの船出失敗 この連載を読んでいる皆さんであれば,今さらクラウドファンディングの解説は必要ないと思うが,少しだけお付き合いいただきたい。簡単に説明すると,クリエイターが新製品の企画に対して支援を呼びかけ,多
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