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ブックマーク / ascii.jp (725)

  • ASCII.jp:業界に多大な影響を与えた現存メーカー 互換機市場を形成したIBM-PC (1/6)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

    対応アプリや拡張カードが出回るきっかけとなった IBM-PC 最初の1年に10万台近くを売り上げたという初代IBM-PCであるが、最初の4万台のオーダーは発売初日に集まったという話もあったらしい。あるディーラーなど、納期を約束できなかったにも関わらず22件の前払い金をそれぞれ1000ドルずつ受け取った、というから剛毅な話である。 画像の出典は、IBM Archives なんとなくTRS-80発売時の騒ぎを彷彿するものがあるが、あちらは299ドルのマシン、こちらは最低でも1500ドル以上のマシンであることを考えると、1日で4万台というのはものすごいことだ。 このニュースを紹介した米BYTE紙は、「4万台の9割はソフトウェア開発者からのものだろう」と推定しているが、さもありなんという感じではある。 逆に言えば、多数の開発者が飛びついたということは、やがて多数のアプリケーションが出ることが予測さ

    ASCII.jp:業界に多大な影響を与えた現存メーカー 互換機市場を形成したIBM-PC (1/6)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情
  • ASCII.jp:業界に多大な影響を与えた現存メーカー パソコンの元祖IBM 5100が誕生 (1/8)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

    Atariの買収を計画するが中止 IBM自身でパソコンを設計・製造 今回の話を始める前に少し前回の補足をしたい。Lowe氏はCMC(Corporate Management Committee:全社経営委員会)に対してAtari 800をベースにした提案を行なったわけだが、これはAtariからのアプローチだったらしい。 1979年にAtariはAtari 800とAtari 400を発表するものの、さっぱり売れなかったという話は連載358回で説明した通り。ただそのまま放置してもビジネスは改善しないので、OEM先を見つけて売上を伸ばそうという一環だった模様だ。 画像の出典は、Wikipedia 一方のLowe氏は、CMCに対し「我々がパーソナルコンピュータービジネスに参入するためには、外部のコンピューター企業を買収する必要があります。なぜなら、IBMの文化ではこういう(Atari 800のよ

    ASCII.jp:業界に多大な影響を与えた現存メーカー パソコンの元祖IBM 5100が誕生 (1/8)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情
  • ASCII.jp:業界に多大な影響を与えた現存メーカー 強敵出現により新ビジネスを立ち上げたIBM (1/5)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

    1980年代は、IBMがいろいろと変化をし始めた時代である。1960年~1970年代は、いわばメインフレーム一槍だったのが、1980年代には新たな敵が出現するとともに、それにあわせて新しいビジネスが急速に立ち上がり始めた。まずは経営から説明していきたい。 売上が激増しバラ色の時代を送った 1980年代前半 連載481回の冒頭で触れたが、Watson親子の引退にともない、まずはT. Vincent Learson氏、次いでFrank T. Cary氏がCEOを務めたが、そのCary氏の後任としてJohn Roberts Opel氏が1981年にCEOに就く。 画像の出典は、IBM Opel氏は1974年から1981年までは社長を、そして1981年から1983年まではCEO兼社長となり、1984年から1985年まではCEO職に専念した。そのOpel氏の時代であるが、1984年まではいろいろあ

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  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー 日本の産業スパイに狙われたIBM (1/6)

    Amdahlが信頼性の問題から 競争力を失い、IBMが増益 1ヵ月ほど時間が空いてしまったが、今からまたIBMの話に戻る。IBM 3081が発表されると、直ちにAmdahlはAmdahl 580シリーズを発表したものの、連載439回で説明した通り、出だしでつまずいたこともあり、IBM 3081は順調に売上を伸ばした。 画像の出典は、IBM Archives さらに後追いでIBM 3083とIBM 3084を出し、性能面でAmdahl 580に対してのアドバンテージを確保しようとした。 ちなみにそのIBM 3084だが、こちらはIBM 3081 Model Group Kからのアップグレード、という形でのみ提供されたが、買い取り価格は(元のIBM 3081 Model Group Kの価格も含めて)870万ドル、リース契約だと月額31万8860ドル、レンタルの場合は月額39万8570ドルから

    業界に多大な影響を与えた現存メーカー 日本の産業スパイに狙われたIBM (1/6)
  • AMD GPUロードマップ  Radeon InstinctはTesla V100とほぼ同性能 (1/6)

    前回に引き続き、AMDのNext Horizonで発表された内容について解説していこう。今回はGPU側である。しかし、その前に少し余談を。 Radeon RX 590を発表 GTCでの公言を果たす AMDは11月16日にRadeon RX 590を発表した。さっそく加藤勝明氏のレポートが上がっているので、性能などはこちらをご覧いただくのが早いが、Radeon RX 580のPolarisコアをGlobalfoundriesの12LPで作り直したというものである。 これによってGPUコアは高速化されたものの、メモリークロックは8GHzに据え置きである。厳密に言えば、Ryzen 2と同じく、メモリーコントローラーのレイテンシーは多少削減されている可能性があるが、CPUと違ってGPUの方はレイテンシーよりもスループットの世界であり、多少レイテンシーを減らしたところでスループットが変わらなければ性

    AMD GPUロードマップ  Radeon InstinctはTesla V100とほぼ同性能 (1/6)
  • 7nmプロセスの次世代EPYCに自信満々 AMD CPUロードマップ (1/7)

    具体的には7nmプロセスを利用したZen2コアを搭載する、次世代EPYCのプレビュー、それと同じく7nmプロセスを利用したVega20コアを搭載する、Radeon Instinct MI50/60のプレビューである。まず今週は、Zen 2と次世代EPYCについて説明しよう。

    7nmプロセスの次世代EPYCに自信満々 AMD CPUロードマップ (1/7)
  • 10nmはハイパースケーリングを放棄し再設計 インテル CPUロードマップ (1/3)

    10nmプロセス壊滅の報道に インテルが敏感に反応 前回お約束したとおり、今回はインテルの10nmプロセスの話をしよう。少し前の話になるが、10月22日にSemiAccurateで“Intel kills off the 10nm process”という記事が出た。 この記事の是非はともかくとして、それが話題になったのはむしろインテルの反応であった。インテルの公式Twitterアカウントの一つであるIntel News(@intelnews)が、この記事が出るや否や直ちに「記事は正しくない。我々の10nmプロセスは順調であり、歩留まりは前回の投資家向けレポートで説明したように改善している」と反論を公開。 Media reports published today that Intel is ending work on the 10nm process are untrue. We are

    10nmはハイパースケーリングを放棄し再設計 インテル CPUロードマップ (1/3)
  • Windowsのパス区切り文字は、なぜ逆スラッシュになったのか?

    MS-DOS 2.0のソースコードが公開された 9月末にMS-DOS 2.0のソースコード(https://github.com/Microsoft/MS-DOS/tree/master/v2.0)が公開された。ここでは、ソースコードを見ながら、Windowsのパス区切り文字が、なぜ「\」(英語表示では逆スラッシュ)になったのかを考えてみる。 ただ、MS-DOSは8086のアセンブラで記述されているため、コードを説明するのではなく、必要な定義部分などを使って解説することにする。 まずは簡単にMS-DOSという名称について説明しておく。IBMがIBM PC用のOSとしてマイクロソフトに開発を依頼したため、IBM PC用のものはPC-DOSという名称であり、MS-DOSはIBM以外のメーカー用に使われた。この時点では、PC-DOSとMS-DOSはほぼ同一のものとしてよい。ここでは、すべてMS-

    Windowsのパス区切り文字は、なぜ逆スラッシュになったのか?
  • あと1年は14nmプロセスのCPU供給不足が続く インテル CPUロードマップ (1/3)

    このところIBMの歴史を延々と説明してきたが、インテルの新製品が発表になったので、連載472回の更新を兼ねてインテルの現状を解説したい。 Coffee Lake Refreshを発表するも 発売が遅れに遅れる「Core i9-9900K」 インテルは10月7日にニューヨークで“FALL DESKTOP LAUNCH EVENT”を開催し、ここでCoffee Lake Refresh製品を発表した。このイベントで公開された製品詳細はジサトライッペイ氏の記事で詳しく報じているので割愛するが、9月中に発表すると思われていた8コアのCoffee Lake Refreshの発表は10月にずれ込み、しかも実際に10月19日中に発売されたのは6コアの「Core i5-9600K」のみ。

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  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー System/370の投入で黄金期を迎えたIBM (1/3)

    今回はIBMが1970年代に築いた業績をたどっていく。まずはWatson親子辞任後の経営についてだ。Watson Jr.氏の引退にともないCEOの座に就いたのは、T. Vincent Learson氏である。 画像の出典は、IBM Archives Learson氏を推したのはWatson Jr.氏と、System/360の開発プロジェクトのシニアマネージャーだったFred Brooks氏で、Learson氏の存在がSystem/360の開発の成功の原動力だったから、というのがその理由である。 ただLearson氏がCEOの職に就いていたのは、1971年6月~1973年1月の実質1年半ほどにすぎず、後継はIBMのデータ処理部門を率いていたFrank T. Cary氏が務めることになった。

    業界に多大な影響を与えた現存メーカー System/370の投入で黄金期を迎えたIBM (1/3)
  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー Thinkというスローガンを掲げたIBM (1/3)

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    業界に多大な影響を与えた現存メーカー Thinkというスローガンを掲げたIBM (1/3)
  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー 一転して業界トップから滑り落ちたIBM (1/3)

    CDCの台頭でスパコン業界 トップの座から滑り落ちる 今回もIBMの話である。IBMは、IBM 1401シリーズで築き上げたミドルレンジのマーケットシェアを固める一方で、より高速なコンピューターの構築に向かい始める。その最初のものがIBM 7030 “Stretch”である。 Stretchの話は連載272回で紹介したが、簡単に言えばIBM 704の100倍の性能を目指したシステムである。実際には性能改善は50倍程度に留まり、顧客に出荷された台数は8台に留まった(+IBM自身が1台保有)とは言え、ここで得られた知見はこの後のSystem/360に大きく生かされることになった。 その一方でより高速なコンピューター、つまりスパコンの分野では1963年にCDC(Control Data Corporation)がCDC 6600を発表したことでIBMは業界トップの座から滑り落ちることになる。この

    業界に多大な影響を与えた現存メーカー 一転して業界トップから滑り落ちたIBM (1/3)
  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー 業界トップの座に君臨したIBM (1/3)

    優秀なセールスマンを擁するIBMが じりじりとシェアを伸ばす 今回もIBMの話である。ただ、コンピューターに向けて舵を切ったのは別にIBMだけではなかった。Remington Rand以外にもそれこそGEやRCAなど、売上だけを見れば当時のIBMよりも大きな企業が争うようにコンピューターの市場に参入を始めていた。 とはいえ、例えばRCAの場合、ビジネスの中心はコンピューターというよりはむしろTVやテープレコーダー、あるいは放送局などに向けた業務用機材であり、コンピューターに関してもコンピューターそのものと言うよりはむしろ、コンピューターに使われる真空管で大きなシェアを握っているという具合であった。 1954年にRCAはRedstone Arsenal(アメリカ陸軍レッドストーン兵器廠)にBIZMACという巨大なシステムを納入したり、これを民間向けに販売しようとしたりした(2台しか売れなかっ

    業界に多大な影響を与えた現存メーカー 業界トップの座に君臨したIBM (1/3)
  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー コンピュータービジネスに参入したIBM (1/3)

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    業界に多大な影響を与えた現存メーカー コンピュータービジネスに参入したIBM (1/3)
  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー 軍事技術開発で転機を迎えたIBM (1/3)

    画像の出典は 、Wikipedia 社名をIBMに変更 マシンのリースでシェアを独占する 1920年代に入ってもWatoson Sr.氏は引き続きIBMを精力的に牽引していった。1910年代後半からCTR(Computing-Tabulating-Recording Company)は米国以外にも積極的に展開しており、1917年にはまずブラジルに、1923年にはドイツに現地オフィスを構えている。 1920年初頭にはちょっとした問題も生じたらしい。詳細は不明で、文献には“minor crisis in the early 1920s”とだけあるが、こうしたものを克服してさらに成長を遂げていく。 この1920年代というのは狂騒の20年代(Roaring Twenties)とも呼ばれる時期である。第一次世界大戦が終わり、戦時手当を含めてたっぷり給料をもらって復員した兵士が米国に戻ってきたことに加

    業界に多大な影響を与えた現存メーカー 軍事技術開発で転機を迎えたIBM (1/3)
  • 業界に多大な影響を与えた現存メーカー 創業100年を超えるIBM (1/3)

    今月から新シリーズのスタートである。コンピュータ業界にいろいろな影響力を残しつつ消えていったメーカーは少なからずあり、そうしたメーカーを「業界に痕跡を残して消えたメーカー編」として連載354回から(途中でお休みなどもいただきつつ)448回まで、トータル62社を紹介してきた。ただ、まだ消えてないメーカーも多数あるわけで、今回からはそうしたメーカーを紹介していきたい。 IBMは創業100年を超える 現役のコンピューターメーカー ということでトップバッターは当然ながらIBMである。正式名称はInternational Business Machines Corporation、創業は1911年で、すでに100年を超える歴史を持っている。 実のところ、コンピューターに関わっている現存するメーカーの中で100年を超えるところはほとんどない。たとえばGE(General Electric Compan

    業界に多大な影響を与えた現存メーカー 創業100年を超えるIBM (1/3)
  • Globalfoundriesの7nmプロセス無期限延期がもたらす半導体業界への影響 (1/3)

    Globalfoundriesの大きなニュースが入ってきたので、今回はこちらを解説する。米国時間の8月27日、同社はプレスリリースを出し、この中で開発中だった7nm FinFETプロセスを無期限に延期するとともに、ここに充てていたエンジニアおよび投資を、14/12nm FinFETおよびFD-SOIに振り替えることを発表した。

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  • Turingのダイ写真で考えるGeForce RTXシリーズの構造 NVIDIA GPUロードマップ (1/3)

    前回のロードマップアップデートは昨年6月だったので、実に14ヵ月ぶり(回数で言えば60回ぶり)にNVIDIAのロードマップである。 Turing世代のGPUが発表 レイトレーシングの処理をハードウェアで実装 既報の通り、NVIDIAは8月20日にTuringアーキテクチャーを搭載したGeForce RTX 2080Ti/2080/2070の各製品を発表した。 おそらくKTUこと加藤勝明氏がGeForce RTX 2080Tiを、ジサトライッペイ氏がGeForce RTX 2080を2枚購入するのだろうとは思うが、それはさておき、長らく動きがなかったNVIDIAのコンシューマー向け製品がやっと刷新されることになったのは素直に喜ばしい。Titan XpやGeForce GTX 1080Tiから1年弱、GeForce GTX 1080は2016年5月の発表なので実に2年以上の沈黙を破ったことにな

    Turingのダイ写真で考えるGeForce RTXシリーズの構造 NVIDIA GPUロードマップ (1/3)
  • 8コアCoffee Lake「Core i9-9900K」が9月発売 インテル CPUロードマップ (1/3)

    COMPUTEXでは見事に姿を消した8コアのCoffee Lakeであるが、やっと出荷時期などが決まったようで、いろいろ情報が流れてきたので、このあたりでまとめておきたい。ただその前に余談というか直接関連しない話を2つ紹介しよう。 今年中にCascade Lakeを投入 その後継はCooper Lakeと判明 まず8月8日、インテルは2018 Data-Centric Innovation Summitというイベントを開催、ここでXeonを中心としたソリューションの紹介や今後の展望などを説明したが、この中で同社のJim Keller氏(Senior VP, GM, Silicon Engineering Group)により2020年までのXeonのラフなロードマップが示された。 内容は、連載464回で紹介した通り、2019年中は引き続き14nmを使った製品が投入されるという話で、新たにCo

    8コアCoffee Lake「Core i9-9900K」が9月発売 インテル CPUロードマップ (1/3)
  • いまさら聞けないIT用語集 TDPってなに? 消費電力じゃないの? (1/3)

    今回は「TDPってなに? 消費電力じゃないの? AMDのTDPが高いのはインテルと計算方式が違うからってホント?」というジサトラハッチ先生の質問に答えよう。 TDPは電源および冷却に関する 指標を示すための数字 TDP、正しくはThermal Design Power(熱設計電力)という。もともとの由来は、PCのシステム設計者に対して電源および冷却に関する指標を示すための数字である。 例えばインテル製品の仕様を確認できるark.intel.comを見るとCore i7-8700KはTDPが95Wと表示されている。要するに(最近はあんまり見なくなったが)100Wの白熱電球よりも少し低い程度の消費電力と発熱になるわけだ。 画像の出典は、ark.intel.com 余談であるが、100Wの白熱電球のエネルギー変換効率(消費電力のうち、発光に使われる分)は2.3~2.6%程度だそうで、100Wの消

    いまさら聞けないIT用語集 TDPってなに? 消費電力じゃないの? (1/3)
    jindai
    jindai 2018/08/15