米航空宇宙局(NASA)は12月5日(現地時間)、冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影した、冥王星の高解像度画像を初めて公開した。 ニュー・ホライズンズは今年7月14日に冥王星のそばを通過(フライバイ)して観測を実施。現在も飛行を続けながら、観測データを送り続けている。 地球と冥王星とは約48億kmも離れているため、通信速度やデータ量の問題から、これまでは探査機の中で圧縮された低解像度の画像が優先して送られてきていたが、今回ついに、高画質の画像が地球に届き始め、公開される運びとなった。 公開された写真は、暫定的に「スプートニク平原」と名付けられている地域から、その海岸線を経て、氷原に至る一帯を撮影したもので、多種多様なクレーターや山地、氷河などがくっきりと写っている。この画像に写っている幅は約80kmで、1ピクセルあたり77から85mほどの解像度で撮影されており、これはニュー・ホライ
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