AMDの次期プロセッサーZenの内部構造を推察した前回の記事について、いろいろなご意見を読者の方からいただいた。さらに、Waldhauer氏とも引き続き議論を続けており、これに関してまとめてアップデートをお届けしたい。論点は3ヵ所となる。 Vector PathはK7~K10世代と同じ まず最初はデコーダー構成の話だ。筆者は前回Vector Pathの扱い方について「これまでこうした処理の仕方は見たことがなかった。逆に言えば、こんな処理の仕方を導入すること自体が、K12とZenでかなりの部分を共通化していることの傍証になるのではないかと思う」と書いたが、K7~K10までの世代も同じであるというご指摘をいただいた。 ということで、GitHubのAthlonに関する記述を確認してみる。このファイルはK7/K8/K10を全部ひっくるめて扱っている関係で、非常に読みにくい構成になっている。 こちら
![AMD次期プロセッサーZenはFP3がボトルネックになる? (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/56c68934bf29c1a628ea54df4069711e2831e6d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2009%2F05%2F22%2F1511832%2Fl%2Fc3a659cb0b90d075.jpg%3F20200122)