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2018年のGPUで使われる新メモリ「GDDR6」の特徴とは? 高速化と省電力の両立が鍵に ライター:大原雄介 SK Hynixが公開したGDDR6のメモリチップ 去る2017年4月23日,韓国の半導体メーカーであるSK Hynixは,新世代のグラフィックスメモリとなる「GDDR6 DRAM」(以下,GDDR6)を発表した(関連記事)。現在,グラフィックスメモリの主流として使われている「GDDR5 SGRAM」(以下,GDDR5)の後継として,2018年以降に登場するメインストリーム(ミドルクラス)〜バリュー(エントリー)市場向けのGPUで使われるメモリの規格だ。 そもそもGDDR6は,メモリ技術の標準化団体であるJEDEC Solid State Technology Association(以下,JEDEC)で,現在もまだ仕様を策定中の規格である。GDDR6の仕様は,JEDECの「JC
AI技術をアプリに落とし込むGoogle。次期AndroidやVR HMD「Daydream」の最新情報も出たGoogle I/O基調講演レポート ライター:塩田紳二 Google I/Oの基調講演会場 北米時間2017年5月17日,Googleが毎年行っている開発者向けイベント「Google I/O」が,米国カリフォルニア州・マウンテンビューで開幕した。開発中の次期Android OSに関する話題をはじめとして,Googleが取り組んでいるさまざまな製品やサービス,技術を開発者にアピールするイベントである。 5月17日の午前中に行われた基調講演は,多岐にわたる分野の発表を2時間に詰め込んで行うという,非常に密度の濃いものだったが,その主役はやはり人工知能(以下,AI)分野だ。それを分かりやすく示したのが,講演の冒頭に登壇したGoogleのCEOであるSundar Pichai(サンダー・
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