スペインのアンダルシア天体物理学研究所(Instituto de Astrofisica de Andalucia:IAA)は2017年10月11日(現地時間)、海王星のさらに外側を回る太陽系外縁の準惑星「ハウメア」(Haumea)を観測した結果、大きさや形状などが正確に判明し、さらに環があることも発見したと発表した。 観測を行ったのはアンダルシア天体物理学研究所のホセ・ルイス・オルティス(Jose Luis Ortiz)氏を中心とする欧州の研究チーム。論文は12日付の英科学誌「Nature」に掲載された。 海王星よりも外側の太陽系外縁天体で環が発見されたのはこれが初めてで、太陽系に他にも環をもつ天体がある可能性や、他の惑星系でも環が一般的なものである可能性があるという期待が広がっている。 オルティス氏らの研究チームは今年1月21日、地球から見てハウメアが恒星の手前を通過するタイミングに合