米一般国民39%が中国重視=初めて日本上回る−外務省調査 米一般国民39%が中国重視=初めて日本上回る−外務省調査 外務省は9日、米国で行った対日世論調査の結果を発表した。有識者を除く一般国民にアジアで最も重要なパートナーを聞いたところ、中国が39%(前年比5ポイント減)で、日本の31%(同13ポイント減)を上回った。中国が日本を上回ったのは、質問を始めた1975年以来初めて。 政財官界などの有識者が対象の調査では、中国が46%(同10ポイント減)に対し、日本は28%(同8ポイント減)。中国が2年続けてトップだった。 調査は2月19日から3月16日にかけて、18歳以上の一般国民1200人と有識者200人を対象に実施。米ギャロップ社が外務省の委託を受けて電話調査した。60年からほぼ毎年実施している。 一方、日本を「信頼できる」と答えた人は、一般国民が過去最高の84%を記録。有識者も前年