民主党は12日午後、東京・永田町の憲政記念館で両院議員総会を開いた。出席者からは、菅首相(党代表)の政権運営や岡田幹事長ら党執行部の党運営に対する批判が相次いだ。 首相は自らの政権運営について「大きく見て間違っていなかった。自信を持って前に進んでいこう」と政権維持に強い意欲を示した。小沢一郎元代表の国会招致問題に関しては「特定の政治家のカネの問題は、本人が答えるしかない。クリーンでオープンな政治の方向性で進むのが私の責任だ」と強調し、小沢氏が衆院政治倫理審査会で自ら説明するよう改めて促した。 岡田幹事長は「通常国会前に強力な政府と党の態勢を作る」と述べ、13日に千葉市で開く定期党大会後に内閣改造と党役員人事を行う方針を表明した。 これに対し、小沢氏を支持する議員らから「国民は民主党の内紛を求めてはいない」「小沢氏を敵と思っているのか」といった批判が続出。首相や岡田氏が2009年衆院選の政権