「なぜ沖縄は悲しい記念日が多いのか」―。美里高校放送部(伊佐春奈部長=3年)が沖縄の記念日に焦点を当てたラジオ番組を制作した。慰霊の日(6・23)、復帰記念日(5・15)、沖縄を日本から切り離したサンフランシスコ講和条約発効(4・28)…。8、9の両日開かれたNHK杯全国高校放送コンテスト県大会で最優秀賞を受賞し、7月に開かれる全国大会(東京)では「なぜ沖縄だけ、という疑問を全国の高校生に問い掛けたい」と話している。18日には同校の平和学習会で披露される。 「私たちの古里・沖縄にはどんな記念日があるんだろう」という素朴な疑問から始まった。 取材では沖縄戦で父を亡くしたという名護市の男性の言葉が生徒たちの印象に残った。伊佐部長と、安田有輝さん=2年=は「亡くなった時の話をしていると暗い声だったが、お父さんと何をやりたかったか聞くと、いろんな遊びを笑顔で話してくれた」と語る。 最初は平和
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く