たちあがれ日本の平沼赳夫代表は29日の記者会見で、女性皇族がご結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設に向けた皇室典範改正を検討するために行う政府の「皇室制度に関する有識者ヒアリング」について「女性宮家がゆくゆく女系(天皇)につながっていくと、125代続いている日本の皇室、日本の歴史、伝統、文化を考えたときにまずい」と否定的な見解を示した。 また平沼氏は、大阪維新の会が次期衆院選の政権公約として策定中の「維新版・船中八策」に首相公選制の導入を盛り込んだことに絡み、私見と断ったうえで「首相公選制という形で、天皇に代わる立場を持つものができることは日本の歴史からいって、ふさわしくない。そういう元首的なものにつながるものには反対だ」と述べた。