つまり、LEの方はデータの後ろからメモリに格納して行き、BEはデータの並び順にメモリに格納して行く。人間から見れば、データが正順に格納されるBEの方が分かりやすいが、コンピュータ的にはLEの方が処理しやすいらしい。 バイトオーダーの問題 次に、上に書いたLEのメモリ番地0〜4の内容をそのままファイルに書き出したとしよう(つまりデータの保存)。ファイルの内容は「EFCD3412」となるはずだ。 今度は、そのファイルからメモリ内容を復元する事を考える(データの読み込み)。 LEの環境で作ったファイルなのだから、LE環境で読み込めば、当然元のデータである「0x1234CDEF」が得られるが、BE環境ではそうは行かない。現在のメモリ内でのデータの並びは「EF CD 34 12」であり、BEはデータを正順に格納して行く事から、この並びから得られるデータは「0xEFCD3412」となってしまう。 この