2011年6月末頃より、グーグルがPageRankの不正操作により検索順位を歪めようとしているウェブマスターに対して、ウェブマスターツールを通じた指摘・警告を行っている模様だ。 有料リンクや隠しリンクなど、不正なリンクにより検索順位を操作しているウェブマスターに向けてグーグルが指摘することは今に始まったことではないが、今回は(1)不正リンクを発信しているサイトの管理者と(2) 不正リンクをうけているサイトの管理者の双方にグーグルが指摘を行っている点が新しい。 前者は、あるサイトの検索順位を上昇させることを目的に作成された、リンク供給用のサイトを指す。こうしたサイトの大半は、発リンクを設置する枠を用意することが目的のため、サイトのコンテンツの品質はきわめて低く、ワードサラダ(日本語として意味をなさないスパムコンテンツ)までいかないが、適当なキーワードを配置し、そのキーワードからターゲットのサ