シエラレオネ・カイラフン(Kailahun)の医療施設で、エボラウイルスに感染した子どもに食事を与える緊急医療援助団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」の職員(2012年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Carl de Souza 【9月9日 AFP】シエラレオネ当局は8日、エボラ出血熱の感染者特定や遺体の適切な処置のため、人口約600万人の同国内の全世帯を訪問する計画を発表した。 同国エボラ緊急対策センターのスティーブン・ヌガオジャ(Steven Ngaoja)氏は記者会見で、先日発表された19~21日に施行予定の外出禁止令の一環として、ボランティア2万1400人が国内の全世帯を個別訪問すると説明。エボラ感染が疑われる患者を特定するとともに、遺体を発見した場合は接触者の追跡や埋葬を担当するチームに報告するという。 今回のエボラ出血熱流行の