大分県警大分中央署は4日、16都府県のコンビニでアルバイトとして勤務した初日に店舗から現金を盗んだとして常習累犯窃盗の疑いで、滋賀県出身の無職野嶋亘平容疑者(36)=常習累犯窃盗罪で公判中=を追送検し、捜査を終結したと発表した。計30件、総額約1千万円の被害を確認したとしている。 同署によると、野嶋容疑者は2017年8月から18年10月までの間に、名前や住所を偽った履歴書を提出して採用されたコンビニで、勤務初日に店舗のレジや金庫から現金を抜き取り、そのまま逃走していた。公共交通機関で移動し、ホテルを転々としていたという。