第2次世界大戦中の不発弾が島全体に残るフランス北西部ブルターニュ地方のセザンブレ島で、立ち入りを警告する標識(2022年8月5日撮影)。(c)Damien MEYER / AFP 【9月26日 AFP】フランス北西部ブルターニュ(Brittany)地方のセザンブレ(Cezembre)島には、第2次世界大戦中(World War II)の不発弾が島全体に残っている。専門家によると、1平方メートル当たりの被弾数では大戦中、最も多かった地域だという。 戦後70年以上たった2018年にようやく訪問が可能になったが、観光客が歩いても安全なエリアは島のわずか3%。危険区域に立ち入らないよう、ルートには標識が立ち、鉄条網が張られている。 それでも砂浜の先にはターコイズブルーの海が広がり、その向こうには港町サンマロ(Saint-Malo)の城壁が見える。 ■地盤沈下するほどの爆撃 1942年、フランスを占
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