金井仁弘(HN:CanI)氏 撮影:平沼久奈 ハンドルネームCanIの由来は、「“Can I”→キャナイ→カナイ」。C#、Visual Studio、Microsoft .NETとマイクロソフト製品が大好きな「.NETer」と自称する 筑波大学付属駒場中学校は、東京都内にある中高一貫の国立校だ。入学試験の偏差値と東京大学への進学率の高さから“東の筑駒、西の灘”と称される進学校である。強いのは受験だけではない。国際情報オリンピックや国際数学オリンピックでは、同校の生徒が毎年のように金・銀メダルを制するなど才能あふれる理数系人材が多数在籍している。 金井氏はこの夏の「セキュリティ&プログラミングキャンプ2009」(2009年8月12~16日)に参加し頭角を現した中学生プログラマである。 今年に入って、Ruby 1.9のフィボナッチ数列による演算(多倍長加算
写真1●楽天テクノロジーカンファレンスでソースコード公開を発表するROMAの開発者 西澤無我氏(左)と、Rubyの開発者で楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏(右) 楽天は2009年10月24日、同社が独自開発した分散キー・バリュー型データストア「ROMA」をオープンソース・ソフトウエアとして公開した。ROMAはスケールアウトが容易で、耐障害性の高いデータストア。「楽天市場」と「楽天トラベル」で、ユーザーによる閲覧履歴の保存にROMAを使用している。同日に開催した「楽天テクノロジーカンファレンス」に合わせて、「github」でソースコードを公開した。 ROMAは、楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏(プログラミング言語「Ruby」の開発者)と協力して、2007年から開発してきた分散キー・バリュー型データストアである(写真1)。Rubyを使った大規模システムを実現するための分散処
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
DP版ユーザーとして先走って3ヶ月前から使っていました。たぶん修正されないであろう問題があったので、ここに書いておきます。 MacPortsやRubygemsが怪しい挙動を示すんですね。MacPortsが依存を解決せずに中断したり、gems が モノによっちゃrequireできなかったり・・・。この二つ、開発者にとっちゃ致命的な問題。MacPortsはpkgのバージョンチェックでこけたので自分でビルドしたんですが、それが悪いのかと思って調べていたところ、海外の方に既に報告されていました。(日本だと全く情報がありませんでした) 参考 evolution - Snow Leopard with legacy macports and rubygems 超訳 LeopardのユーザーはおそらくOSに載っている標準のRubyを使っていて、既に大量のmacportsとrubygemsがあることだと思
最終更新日: 2002-05-18 (公開日: 2002-05-18) Unix Magazine 誌に 2002年1月号から 2003年2月号にかけて連載し ていた記事の元の原稿です。 コンピュータの方がうまくできることに人間を使うな。 -- Tom Duff *1 私の見る限り、プログラマという人種は決まって事務作業が嫌いな ようである。同じような書類を何枚も書かされたり、1つ誤字があ るから書き直せと言われたりすると、異常にストレスがたまる。 同様に、計算機を使っていても、同じような作業を何度も繰り返し たり、ちょっとでも間違えたら最初からやり直し、というのは耐え られない。そこで、今回は履歴を活用して作業の再利用をするノウ ハウを取り上げる。 シェルの履歴 Unixを使い始めて間もない初心者が作業しているところを見ると、 打ち間違えたコマンドを律儀に最初から打ち直しているのに気づく
RubyのMicrosoft実装「IronRuby」の開発チームは8月1日(米国時間)、最新版「IronRuby 0.9」を公開した。正式版に向けた大きな前進となり、今後はバグの修正とコミュニティが1.0に必要と思う機能にフォーカスするとしている。 最新版は性能と互換性にフォーカスした。性能では、Array#joinを新たに書き直したり、Array#trを改善するなどにより、ライブラリパフォーマンスを改善、明らかに遅い部分はすべて修正したとしている。Rubyベンチマークテストでは、MRI(Matz’ Ruby Implementation)の約2倍の結果が出たという。 互換性では、Win32OLEライブラリを追加、COMインターフェイスを利用するWindowsコンポーネントやアプリケーションを動かすスクリプトを作成できる。これにより、テスト自動化ソフトウェア「Watir」などのアプリケーシ
第40回RVM(Ruby Version Manager)による環境構築(2) 三村益隆 2010-04-27
Ruby1.9.1リリース 2009年1月、Ruby1.9.1がリリースされました。Ruby1.9系列初の安定版とされるリリースです。Ruby1.9系列は、従来のRuby1.8系列と比べて、次のような特徴を持っています。 高速化や省メモリ化といった最適化 多言語化をはじめとするさまざまな機能拡張 文法の改良・拡張 その他、気の利いた機能 なかでも、「YARVによる高速化」と「M17N対応(多言語化)」は有名で、聞いたことのある人も多いと思います。 しかしRuby1.9には、他にも様々な改善や新機能が数多くあります。今回執筆を担当する、第1回、第3回、第5回では、あまり知られていない新機能にもスポットをあてつつ、Rubyの新機能を駆け足で紹介したいと思います。 YARV(Yet Another Ruby VM)による高速化 Ruby1.9のインタプリタは、笹田耕一氏が開発している仮想機
2009年7月17日から19日の3日間,東京都の学術総合センターで「RubyKaigi 2009」が開催された。RubyKaigiは日本Rubyの会が中心になって開催しているRubyコミュニティのイベントである。2006年の第1回から数えて4回目となる今回は,3日間でのべ約2000が参加した。 海外からGitHubのChacon氏らが来日 RubyKaigiには例年,海外から多くのスピーカーや聴講者が参加する。2009年も海外から十数名のスピーカーが講演のため来日,米国やヨーロッパはもちろん,エジプトや南アフリカからも参加があった。 オープニングはGitHubのScott Chacon氏が講演した。GitはLinus Torvalds氏が開発した分散ソースコード管理システム。GitHubはそのホスティング・サイトであり,Ruby on Railsで開発されている。Chacon氏は簡単にブラ
2009/07/24 Ruby開発コアメンバのまつもとゆきひろ氏、笹田耕一氏、yugui氏の3人に話を聞いた。対談の前編ではバージョン1.8系から1.9系へという大きなバージョンアップの話を中心に、RubyとRailsの関係やRuby開発コミュニティのあり方についてお話しいただいた。後編の話題は、Rubyに宿る設計思想や、今後のRubyの多様化や進化の方向性などだ。 LispとRubyの違い @IT yuguiさんは子どもの頃からプログラミングを? yugui 最初に触ったのはN88-BASICでした。父のお下がりで、一次方程式を解いたりしてましたね。 @IT それは中学生のとき? yugui えーと、小学生ですね。 まつもと おぉー、ちょっと何だろう……、ぼくとのこの差は……(笑) yugui その後、FM-TOWNSのBASICでライフゲームを作ったりしてました。その後、Webがブレー
Ruby 1.9は移行準備オッケー @IT yuguiさんは、2009年2月のDeveloper's Summitの講演で、そろそろRuby 1.8系から1.9系への移行を始めるべきだと主張されてましたね。 園田裕貴氏。裕貴のピンイン表記である「yugui」のハンドル名で知られている。Ruby 1.9系統リリースマネージャで、Rubyコミッタ。1981年生まれ。著書に『初めてのRuby』(オライリージャパン)がある。最近はRailsアプリケーションをよく書いているという yugui ええ、一般のRubyユーザーはRuby 1.9への乗り換えは慎重にという立場の人もいますけど、私はそろそろ移行を考える時期だと思います。 @IT もう1.9に移行してもオッケーだと。 yugui もう根本的な仕様が変わることはないという意味でオッケーです。2007年12月に出た1.9.0は、仕様が煮詰まっていな
MeCab に至るまでの形態素解析器開発の歴史等はこちらをご覧ください メーリングリスト 一般ユーザ向けメーリングリスト 開発者向けメーリングリスト 新着情報 2008-02-03 MeCab 0.97 マルチスレッド環境で辞書を開くときの排他制御がうまくいっていなかったバグの修正 Windows版でインストール時に辞書の文字コードを指定できるようになった 一部のコンパイラで正しくコンパイルできなかった問題の修正 部分解析モードを変更するAPI の追加 (Tagger::set_partial()) ラティスの生成レベルを変更するAPI の追加 (Tagger::set_lattice_level()) 温度パラメータを変更するAPIの追加 (Tagger::set_theta()) 全候補出力モードを変更するAPIの追加 (Tagger::set_all_morphs()) 2007-
「JVM上で不可能なことなど何もない」(Nothing is impossible on the JVM)――、こう話すのはJRubyでコア開発メンバーを務めるチャールズ・ナッター氏だ。2009年6月1日、米国サンフランシスコで開催されたCommunityOne(JavaOne)で講演したナッター氏は、JavaVM上にRuby処理系を実装した経験について話した。当初まったく実現不可能に思えたプロジェクトで、どう障害を乗り越え、その取り組みがいかにJavaプラットフォームに影響を与えているかについて解説した。講演のタイトルは「不可能を超えて:JRubyはいかにJavaプラットフォームを進化させたか」(Beyond Impossible:How JRuby Has Evolved the Java Platform)だ。 Ruby on JVM!? そんなの実現不可能! もともとJava言語向
2009年05月25日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Code 神は細部に宿る - 書評 - まつもとゆきひろ コードの世界 「勝間本なのに、なんで献本こないかな」と思ってたらMatz本でした:)。というわけで購入。 まつもとゆきひろ コードの世界 まつもとゆきひろ イイ!イイよこれ! けど、すごくわかりづらいイイ!であるというのも確か。残念ながら勝間本と違って、本書はプログラムを書ける人でないと読むこともままならないので。 この本をどれだけイイ!と思えるかで、プログラマーとしての発展段階を測れる、そんな一冊だ。本blogのプログラム関連の記事を、飛ばさず読んでらっしゃる方であれば、絶対楽しめます。 本書「まつもとゆきひろ コードの世界」は、まつもとゆきひろの本ではあるが、プログラミング言語Rubyの本ではない。「レイヤー」で言うと、それより一段上の本である。強いてRuby本として本書
表現力の高い文法と、強力で内容の豊かなAPIを持つコアクラスライブラリを備えた動的プログラミング言語であるRubyは、プログラミングの楽しさを感じる言語として世界中のプログラマから大きな支持を集めています。本書はRubyプログラミング言語を徹底的に、かつわかりやすく解説するものです。字句構造、データ型、式と演算子から条件分離、関数プログラミング、クラスとモジュール、メタプログラミングまでRuby言語のすべてを包括的に説明しています。Rubyコアプラットフォームやプログラミング環境についても詳述。Rubyを学ぶすべての人におくるRuby解説書の決定版です。 目次 著者まえがき はじめに 1章 イントロダクション 1.1 Rubyひとめぐり 1.1.1 Rubyはオブジェクト指向言語 1.1.2 ブロックとイテレータ 1.1.3 Rubyの式と演算子 1.1.4 メソッド 1.1.5 代入 1
Ruby on Rails Gregg Pollack氏が3 Weeks in Rails (October 29, 2008)において次期メジャーリリースになるRuby on Rails 2.2.1についてまとめている。まずバージョン番号については説明が必要だろう。24日(米国時間)にRails 2.2 RC1が公開された。準備リリースという位置づけだがバージョン番号は2.2.0となった。このため順調に進めば次の2.2.1が正式な2.2になる。 Rails 2.2はRailsにとって注目すべきリリースになる。2.2で登場する新機能はRuby on Rails 2.2 Release Notesにまとまっているので興味がある場合はチェックしてほしい。概要でよければ3 Weeks in Rails (October 29, 2008)に大体の内容がまとまっている。 2.2の最大の特徴はスレッ
A Ruby interface for the SQLite database engine. Development Status: 5 - Production/Stable Intended Audience: Developers License: BSD License Natural Language: English Operating System: OS Independent Programming Language: Ruby Topic: Database Engines/ServersRegistered: 2004-05-10 13:53 Activity Percentile: 97.74% View project activity statistics.
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