水星を研究している科学者たちは、この星の極域に氷河が存在する証拠を発見し、それらが生命を維持できるかもしれないと述べている。 「今回の画期的な発見は、水星の環境パラメーターについての我々の理解を広げ、この星が生命を維持できるかもしれないことを示唆している」と、11月17日に科学ジャーナルPlanetary Science Journalに掲載された論文の主執筆者のアレクシス・ロドリゲス(Alexis Rodriguez)は述べている。 論文の著者らは、水ではなく塩でできた氷河が水星の極域の地下数マイルに存在し、そこに地球の極限環境に似た「居住可能なニッチな領域」が存在するかもしれないと考えている。この研究は、NASAのソーラー・システム・ワーキング(SSW)プログラムからの部分的な資金提供を受けている。 この論文は、水星よりも大きな木星の衛星ガニメデに有機物が存在する可能性があることを科学