2015年9月8日、佐賀県文化・スポーツ部まなび課は県の「子育てし大県“さが”」プロジェクトの一環として、「子どもたちが、いつでもどこでも“本”とつながる佐賀県」を目指すとして、佐賀県立図書館で2015年4月以降、日本で刊行される新刊児童書を原則全点購入することなどを発表しました。 ・児童書の充実 ・情報の充実(オンライン百科事典、“おすすめ”リスト) ・体制の充実(司書の増員) などが掲げられていて、それらを県立図書館のみならず、県下の市町立図書館との相互貸借、幼稚園・保育園などへセット貸出しすることで、活用していきたい考えのようです。 「子どもたちが、いつでもどこでも“本”とつながる佐賀県」を目指します(佐賀県知事室, 2015/9/8) http://www.saga-chiji.jp/kaiken/2015/20150908/shiryou3.pdf http://www.saga
Tweet 県図書館「専門性を向上」 協議会提案、市立とすみ分け 2015年08月12日09:37 岐阜県図書館(岐阜市宇佐)の在り方を考える県図書館協議会(委員長・田村弘司中部学院大事務局長)の本年度第1回会合が11日、同館で開かれた。7月18日に岐阜市立中央図書館(同市司町)が開館した後、県図書館の1日平均入館者数は前年度から16.4%減。委員からは「入館者数にとらわれず、県図書館の専門性、独自性を高めるべきだ」といった意見が相次いだ。 会合では、2館の年間入館者数や蔵書数などを比較。県図書館が専門性の高い資料の収集や市町村図書館の支援を目的とするのに対し、市立図書館は話題の小説や時事関連など生活に身近な本を集めるといった特色の違いが説明された。 県図書館の片桐卓朗館長は市立図書館の影響について「オープン後は中高校生が少なくなったという印象。市立図書館は自習できるので、減ったのではない
◆知の拠点 県民皆で育てよう◆ 県立図書館(宮崎市)の資料整備費が、昨年度予算で全国最低水準(2871万円)に落ち込んだことを本紙が報じたのが昨年8月。「知の砦(とりで)」を守ろうと機運が高まり、本年度予算で4124万円に回復しただけでなく、蔵書を県内全域でスムーズに利用できる体制づくりの研究が始まるなど、改革に向けた動きが見られている。 河野県政では県民が生涯にわたり読書に親しむ「日本一の読書県」を目指している。県立図書館はその要として、遠隔地に目配りをしながら内容充実を図ってほしい。 予算確保の道筋安定 昨年度は資料整備費の削減により、図書や雑誌などの購入点数が2~3割減少した。 学識経験者や教員、主婦らで構成され、運営について意見を交わす県立図書館協議会で「異常な削減額では」「専門的な勉強をする機会が失われる」など声が相次ぎ、県外の専門家からも「県立図書館として機能が果たせ
沖縄県立図書館が、与那国町と久米島町で移動図書館を実施し、その様子を2015年7月13日に図書館のウェブサイトで公開しています。 与那国町では、2015年4月18日・19日に同町の複合型公共施設で移動図書館を実施したとのことです。また、沖縄県立図書館の一括貸出を活用している比川地域共同売店の様子が紹介されており、商品の隣に図書館の本や購入できる雑誌などが並んでいるとのことです。 久米島町では、2015年4月25・26日に具志川農村改善センターで移動図書館を実施したとのことです。 お知らせ http://www.library.pref.okinawa.jp/topics.jsp?type=TopicsTopPage&select=%A4%AA%C3%CE%A4%E9%A4%BB ※「与那国町、久米島町で移動図書館を開催しました(2015年7月13日)」とあります。 平成27年度移動図書館の
「京都府政が児童書を府立図書館に置かないという決定をした時のエッセイ」 今読めば、思いが強すぎて、我ながらちょっと恥ずかしい。でも、これが、もし、若手の作家の意見として今読んだら、やはり、同感だと今も思います〜 「こどもの本」written by 越水利江子 私は土佐で生まれ、京で育った。 土佐も京も、古い言い回しのようだが、今でも使用頻度の高い言葉ではある。 土佐は、古い時代には辺境の地であった。では、今はどうかというと、やはり、山間渓流の地であることには変わりがない。だが、美術や文学の文化の推進では、京都や大阪の施政者は見習ってほしいと思うくらい、革新的に進歩しつつある。 もっとも、児童文学については、まだまだ認識が薄いらしい。 一方で、京は千年の都である。文化意識は全国一かと思っていた。だが、驚いたことに、京都府政は児童書を府立図書館に置かないという決定をした。あちこちから意義が申
県立図書館では、平成21年から遠隔地域への貸出支援を実施しています。 ここで言う遠隔地域とは、県立図書館(紀南図書館を含む)を起点に40㎞以上離れた地域で、公立図書館を設置していない町村です。 平成20年当時、県立図書館では、「読書環境」を考える上で、最も弱者となるのは「公立図書館を利用できない子どもたち」であるとの結論に至りました。 当時の遠隔町村の公民館職員・学校関係者・地域ボランティアさんなどが、一致協力して連携を図り、県立図書館の本を子どもたちに提供する努力をされました。休日を返上して、片道約4時間の道のりを本の返却に、県立図書館まで何回も来館される公民館職員や校長先生がいました。 このような取り組みが実を結び、遠隔地域への本の貸出数も増加して、子どもたちに幅広く県立図書館の本が届くようになりました。 利用状況を把握するため、ある町の小学校を訪ねたとき、男の子が県立図書館の本を持っ
鳥取県立図書館(鳥取市尚徳町)に、1日、海外の情報を広く収集した「国際交流ライブラリー」がオープンした。グローバル化が進む県内の状況に対応し、国際的な交流促進や人材育成の拠点として活用が期待されている。 同館では、県と関わりの深い中国、韓国、ロシアの図書を集めた「環日本海交流室」を平成7年に開設。それから一層のグローバル化の動きが広がっており、面積を大幅に拡充、より幅広い海外情報を提供することにした。 「海外情報」「国際理解」など4つのコーナーがあり、英語、中国語、ハングル、ロシア語の書籍約2万6千冊のほか、海外の新聞、雑誌計約70種類もそろえた。 同館の高橋紀子館長は「国際交流による地域活性化を、情報、資料でバックアップしていきたい」と話している。
図書館で気軽にクラシック音楽を-。来館者の減少に悩む県立図書館(和歌山市西高松)が、“音楽”を軸とした改革に取り組んでいる。2階にあるグランドピアノを備えた「メディア・アート・ホール」では、クラシックを中心とした演奏会を開催。新しく「音楽監督」の職も設け、和歌山市出身のバイオリニスト、澤和樹・東京芸大副学長(59)を招聘(しょうへい)した。立野淑郎館長は「新しい来館者を増やしたい」と意気込んでいる。(益田暢子) ◇ 県立図書館は平成5年、芸術文化の発信拠点として、全国でも珍しい多目的ホールを備えた複合施設として開館した。しかし、ホールはピアノ教室の発表会で使われることが大半だったという。 図書館の“音楽改革”が始まったのは昨年。午後5時までだったホールの利用時間を9時までに延長して演奏会を開きやすくし、ホールの利用方法の企画提案をする音楽家らを公募した。
◆来年度末にも 書庫「余力」2万4000冊分 県立図書館(鹿児島市城山町)の約55万冊を収容できる書庫が、2015年度末にも満杯になる見通しとなった。建物を増築する計画はなく、県教委は対応を迫られている。(丸山一樹) 県立図書館は地上3階建て。閲覧室や児童文化室の書棚に約14万2000冊(13年度末)を並べているほか、利用者が立ち入ることができない裏手の書庫に、貸し出し、閲覧用の本を保管している。 県教委社会教育課などによると、書庫は図書館の床面積の2割弱にあたる1979平方メートルで、収容能力は約55万冊。13年度末時点で、約52万6000冊を収容しており、「余力」は約2万4000冊分となった。購入、寄贈などで毎年、1万~1万2000冊のペースで本が増えているため、15年度末に満杯になる可能性があるという。 対策として、書庫の書棚を増やしたり、別の部屋に新たな書庫を設けたりする方法がある
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