解雇規制緩和の議論がにわかに熱を帯びてきた。 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/718424b93d19d0eb983ca02ef8028f4285b6168d 規制緩和の対象が大企業のみかどうかは別として、現在の解雇ルール見直しに向けた議論が活性化すること自体は筆者も歓迎である。ただし、議論は感情的になることなく、データや日本の雇用社会そして紛争解決の実態に照らして、全うな方向性で行われるべきだ。そのため、以下は使用者側弁護士としての視点から、解雇ルールの現状や改革の必要性、そして日本で議論すべき解雇ルールの論点について整理したい。 解雇ルールの成り立ち進次郎氏も指摘するように、日本の解雇ルールは昭和50年頃までの判例をベースとしており、現在は労働契約法16条に規定されている。労働契約法16条自体は簡素な条文だが、その運用ルールは、従前の判
公明党の伊佐進一先生が書いておられますが、いま自由民主党の総裁選で話題になっている解雇規制の緩和というのは、 あくまで「『労使が裁判で争って、解雇不当と判決が出たとしても、そのまま職場にいるのは気まずいので、労働者側からの申し出で金銭をもらって辞めることができる制度」を導入するかどうか、という議論」です。 それ以上でも、それ以下でも(現段階は)ありません。 なんか、与党も野党も、これまでの金銭解雇の話とだいぶずれてる感じ。 元々は、「労使が裁判で争って、解雇不当と判決が出たとしても、そのまま職場にいるのは気まずいので、労働者側からの申し出で金銭をもらって辞めることができる制度」を導入するかどうか、という議論なんです。… — いさ進一 衆議院議員 (守口市、門真市、大阪市鶴見区、大阪市旭区) (@isashinichi) September 11, 2024 ところが、小泉進次郎さんが陣営の
うれしかった。ので、メモ。 僕のいるチームのプロジェクトで、複数のチームにサポートしてもらいながら進める必要がある、ちょっと大きなものが始まりそうだったから、キックオフ前のキックオフやっとこかーってなって司会をした。オンラインミーティングね。 最初にこの会の目的を説明 今日のアジェンダのページのリンクは事前に共有もしていましたけど、いまSlackにもポストしておきましたー。 まだプロジェクトは始まってないんだけど、事前に調査とかをしたいから質問や相談をさせてもらいたいなと思っていて、そのときに「え?これなんの話?」って戸惑わせることがないように、プロジェクトの概要を共有しとこうと思ったー!だから、この会がうまくいったら、僕らが質問してもみなさんが戸惑わないようになっている! Bさん、Slackにメモ残してってください。お願いしまーす! からの、会の流れを説明 最初にPdMから10分くらいで
皆さんは、「この音楽はなんて素晴らしいんだろう」と感じた経験はありませんか。 この世に「いい曲」は無数になり、中でも「一生聴き続けるほど好きになる楽曲」は、まさに宝物であるとも言えます。 リサフランクさんの「このツイート」も、恐らくそうした発想から始まりました。 全てはここから始まった この呟きを発端に、個々が考える「この世で最もいい曲」を100つ集めたプレイリストを作るブームが到来。 それに伴い、ハッシュタグ「#この世で最もいい曲100選」も作られます。 これらのプレイリストから、「どの曲が最も多く選ばれたか」を私のほうで密かに集計。 そしてリサフランクさんの呟きから5か月後に、集計結果を発表しました。 集計者数415人票数41,805票参加曲数26,625曲 なお、発表時の様子については、下記Togetterで詳細に纏めております。 【この世で最もいい曲100選】「#この世で最もいい曲
元過激派の霊夢 @ykk_saikai 本当にヤバすぎる今世紀最大のニュースで草。 東大、贈与の相互作用によって様々な社会構造が組織されうることを理論的に解明:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZRS… リンク 日本経済新聞 東大、贈与の相互作用によって様々な社会構造が組織されうることを理論的に解明 - 日本経済新聞 【プレスリリース】発表日:2024年09月05日贈り物の交換による地位の競争と社会構造の変化――文化人類学への統計物理学的アプローチ――【発表のポイント】◆文化人類学で議論されてきた贈与による覇権争いを数理モデルで表現し、贈与の規模や頻度に応じて多様な社会構造が組織されることを計算機シミュレーションで明らかにした。◆文化人類学の現象に統計物理学のアプローチを導入することで、個人レベル 73 users 112
解雇規制の緩和を公約に掲げる小泉氏 自民党の総裁選が行われることが決まり、続々と候補者が記者会見しています。 9月6日には有力候補と目されている小泉進次郎氏が立候補の記者会見を開いたそうで、多くの報道がなされました。 その中で、総裁選の公約としてどうしても見逃せないものがありました。 小泉氏は6日の出馬会見で、大企業の解雇ルールを見直すことで人材の流動性を高めると強調。「不退転の覚悟で来年には国会に法案を提出する」とまで踏み込んだ。具体的には解雇が認められる要件を変更。企業は解雇に踏み切る前に希望退職者の募集や配置転換の努力をすることが義務付けられているが、これを大企業に限って撤廃し、代わりにリスキリングや再就職支援を課すとした。 解雇規制の緩和、反対強く 総裁選候補が政策打ち出す(共同通信) 実際に話した内容はこちら 実際にどのような言い方をしているのか、調べてみますと、次のように述べ
なんかこのタイミングで「2023年おすすめ本」の記事を書いたら多くの人に読んでもらえそうな流れなので、書いておきます(それぞれの本の詳細な感想や書評は各記事へのリンクをクリックしてください)。 ■今年のベスト本 今年に発売されたなかでの個人的なベスト本はポール・ケリーの『リベラリズム:リベラルな平等主義を擁護して』です。 リベラリズム: リベラルな平等主義を擁護して 作者:ポール・ケリー 新評論 Amazon davitrice.hatenadiary.jp 大晦日まで新宿ブックファーストの「名著百選 2023」フェアコーナーにわたしのコメント付きで並べられているはずなので、関東に住んでいる方は年内に新宿まで急いで行って購入してください。 【ブックファースト新宿店様「名著百選2023」フェア】ポール・ケリー『リベラリズム』が選ばれました🎉推薦者は気鋭の批評家ベンジャミン・クリッツァー氏、
同内容を元に、抜粋・抄訳していきたいと思います。 Four Tetが語る音楽制作の哲学とテクニック1) 創造的自由Four Tetは、自分の作品において創造的な自由を大切にしていて、周りからの期待に縛られずにさまざまな音楽スタイルやプロジェクトに挑戦することを重視しています。 実験的な音楽制作や異なるジャンルやパフォーマンスの間を移動することを楽しんでいます。 I feel quite liberated these days that I've got things to a point where a lot of the records I do have pretty much no connection sometimes with what's going on with some of the performance. I'm doing the live music and
ボタンをクリックするとこのブログを購読できます。よろしくお願いします。 ●はじめに――ちょっと地球をひっくり返してみませんか? ①法月綸太郎「カニバリズム小論」 ・同じ作家のオススメ短編集 ②麻耶雄嵩「遠くで瑠璃鳥の鳴く声が聞こえる」 ・同じ作家のオススメ短編集 ③乙一「華歌」 ・同じ作家のオススメ短編集 ④綾辻行人「どんどん橋、落ちた」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑤連城三紀彦「親愛なるエスくんへ」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑥川島誠「電話がなっている」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑦森博嗣「卒業文集」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑧山本周五郎「なんの花か薫る」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑨栗本薫「コギト」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑩鮎川哲也「達也が嗤う」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑪ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「男たちの知らない女」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑫シオド
迷ったときの判断ポイントは、先の進入が「合流」にあたるのか「左折」にあたるのかという点です。 例えば高速道路でSA・PAの出口やICから本線へ入る時などは「合流」です。本線と同じ方向に進みながら進路変更を行うことになるため、ウインカーは右に出します。 加速車線があり、本線側の車線がその地点だけ点線となっている場合も、車線変更と同様に合図は右に出して合流します。 一方で、信号が設置されている交差点であれば、道路が斜めに接続していても、単に道路の形状が斜めの交差点の「左折」となることから、合図は左に出します。 そして、「止まれ」の標識や停止線が設置されている場合、その場所も交差点です。したがって、先の道路への進入は「左折」の動きとなることから、合図は左に出すのが正解です。 広島県警の警察官への過去の取材では、合図を迷った時の判断方法について次のような回答がありました。 「大通りに合流するような
「面白いとは何か」ということをいつも考える。 その答えに近づくために、どうすればいいのだろうか。 答えに近づく一つのアプローチとして、「最高に面白いものをたくさん集める」というものが考えられる。 最高に面白いものをたくさん集めて、それらに共通する特徴を抜き出せば、「面白い」の本質が抽出される、という算段だ。 だから僕は、「最高に面白いものに出会ったな」と思った時は、必ずメモを取ることにしている。スマホの中の「最高に面白いもの」メモは既に200行を越えた。 前置きが長くなった。本題に移ろう。 この「最高に面白いもの」メモに、最近書き加えた一節がこれだ。 WEEKLY OCHIAI、デジタルネイチャーの話、コントみたい。誰も分からないのに分かったフリ。実はサバの話 謎のメモで申し訳ない。以下、説明しよう。 「WEEKLY OCHIAI」というのは、NewsPicks内で毎週配信されている落合陽
落合先生 早速、読んでくださってありがとうございます。 また、寛大なご対応を本当にありがとうございます。「私はあなたが好きです」とまで言ってくださって、身に余る光栄です。僕も落合先生を、心から尊敬しております。… https://t.co/DzCQjZcXbs — 堀元 見 (@kenhori2) August 28, 2024 ~~~以下、記事本文~~~ 落合陽一さんがまた攻撃的なツイートをしまくっている。今回のターゲットは僕でなく、僕に関係する人物だ。 まずは「ゆる言語学ラジオ」相方の水野。 https://x.com/ochyai/status/1828712922714894735 それから、ゆる言語学ラジオをシェアしただけのけんすうさん。 https://x.com/ochyai/status/1828688791801884772 あるいは、かつて僕が巻頭コラムを寄稿した情報学
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西川暢春 弁護士法人咲くやこの花法律事務所 📚新刊『就業規則・関連書式作成ハンドブック』発売中 @nobunobuno 業務命令に応じない従業員への対応事例 東京地裁R5.11.15 従業員が、会議への参加や業務の引き継ぎ等の業務命令に応じないため、まず、書面で業務命令を行った。しかし、それでも応じないので、書面による厳重注意をし、再度書面で同様の業務命令を出した。これにも応じないので、このままでは懲戒を検討せざるを得ないことを記載のうえ、言い分があるのであればメールで返信するか面談を希望するのであればその旨連絡してくださいとメールで連絡した。これに対して従業員から期限までに返信がなかったので、けん責の懲戒処分を行った。 そのうえで、再度同様の業務命令を書面で出した。しかし、それでも応じないので、書面による厳重注意をし、再度書面で同様の業務命令を出した。これにも応じないので、このままでは
ロジテックの「ほぼAirTag」カード、なんとワイヤレス充電対応。最強では?2024.08.26 20:30108,758 小暮ひさのり ロジテックの忘れ物防止タグ「LGT-WCSTC01BK」を発見してしまったのです。特徴は… ・厚み1.7mmのカード型。財布に最適 ・iPhoneからカードの位置を特定できる ・Appleの「探す」対応でエリア最強 ・バッテリーはワイヤレス充電対応で使い捨てなし ・1回の充電で最大6ヶ月稼働 ・IP68の防水仕様 はい、きた、最強。 これはAirTagの欠点、カード型タグの欠点の両方をカバーした最強の忘れ物防止タグなんじゃない? と編集部に直訴して購入。レビューします! 財布がもっこりしないカード型Photo: 小暮ひさのりまずサイズ感は最高ですね。 カード型で厚さは1.7mmしかない極スリム形状。財布のカード入れにスッと入ります。表面にはザラザラの加工
読書会のことが気になってきたら、まずは向井和美『読書会という幸福』(岩波新書)がいいと思う。翻訳者であり、中高一貫校の図書館司書でもある著者は、海外文学の古典を読む会に参加して29年になる(当時)。また学校の図書館では、学生たちとともに読書会を運営している。 読書会とはどのようなものか、という入門的な話からはじまり、経験に裏打ちされた楽しむためのヒントがつまっている。毎月参加している"ホーム"の読書会のことはもちろん、他の会に参加してみたという「潜入ルポ」もあって、読書会のさまざまなスタイルを知ることできる。 読書会の効用として、自分ひとりでは読み通せない本を読める、日常生活と違う話ができる、感想や意見が言えるようになる、人の意見が聞ける、といったことがあげられている。そうした場をうまくつくるための作法も書いてある。これから参加してみたいという人も、すでに主催している人も、何かしら得られる
一億年のテレスコープ 作者:春暮 康一早川書房Amazonこの『一億年のテレスコープ』は、早川のSFコンテスト(第七回)で優秀賞を受賞、受賞後に刊行されたSF中篇集『法治の獣』は年間ガイドの『SFが読みたい!』で国内篇の一位を獲得と、順調にその実力を証明してきた作家・春暮康一の最新長篇だ。 著者のデビュー作(『オーラリメイカー』)は、天の川銀河に属する文明群が正体不明の星系改造種族に迫る、質実剛健というか手触りの良い中篇であった。続く中篇集の『法治の獣』には、シンプルに驚かされた。ウェルメイドを突き抜け、圧倒的な個性と視点で、地球外生命体SFやファーストコンタクトもののあらたな地平を切り開いていく気概が感じられた。先日刊行されたアンソロジー『地球へのSF』所収の「竜は災いに棲みつく」は、同アンソロジーの中でも突出した広義の気候変動ものだった。 ようするに、著者は新作を読めば読むほど驚くよう
先日アップされた私が『ダーティハリー』を批評したこちらの太田出版のエントリについて、須藤にわかさんという方が反論をしていました。 ohtabookstand.com note.com 簡単に説明すると、須藤にわかさんは私がアメリカンニューシネマ(1960年代末から70年代頃のハリウッド映画の新しい潮流をざっくり指す言葉)について嘘ばかり言っているとおっしゃっておられます。須藤さんがアメリカンニューシネマがお好きなのはわかりますが、これはまったく歴史的な経緯をふまえていない議論です。むしろ須藤さんのエントリのほうが、現在の映画批評で言われていることに比べるとだいぶ違うので、アメリカンニューシネマあるいはNew Hollywood(上記記事で触れているように、これは日本語と英語では微妙にズレた意味で使われることもあると思いますが)について大きな誤解を招く可能性があると思います。私は基本的に、先
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