ブックマーク / www.nhk.or.jp (190)

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「TABLE FOR TWO」

    kaikai00
    kaikai00 2008/11/21
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「大智は愚の如し」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年11月14日 (金)視点・論点 「大智は愚の如し」 同志社女子大学教授 朱 捷 北京オリンピックの開会式をご覧になった方は、あの巨大な活字の波、そしてその波から浮かび上がった「和」の文字のシーンがまだ記憶にあると思います。その「和」を見て、聖徳太子十七条憲法の「和を以て貴しと為す」を思い浮かべた日人も少なくなかったでしょう。論語を出典にもつこの「和」は、日書紀では「やわらぎ」と訓読みしていますが、論語ではもともと、ほどあい、節度を意味しています。 節度は中国思想の核心とも言うべき概念で、きょうは「大智は愚の如し」という言葉を取り上げて、中国人の考える節度について、お話しさせていただきます。 子(し)曰(いわ)く、甯(ねい)武子(ぶし)、邦(くに)に道(みち)あれば則(すなわ)ち知(ち)、邦に道なければ則ち愚(ぐ)。其(そ

    kaikai00
    kaikai00 2008/11/18
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「教育委員に机を」

    << 前の記事 | トップページ |  2008年11月13日 (木)おはようコラム 「教育委員に机を」 (阿部キャスター)  大分の教員採用をめぐる汚職事件をきっかけに問われているのが、市民の立場から教育行政に携わる教育委員の役割ですが、期待とは裏腹に教育委員に専用の机がないことが今問題になっています。 Q1.教育委員に机がないって当なんですか? A1.文部科学省が把握しているところでは、机があるのは全国の都道府県のほんの数県に過ぎません。教育委員の役割が大事だという割には、お寒い状況なのです。 Q2.教育委員は机がなくてもいいような仕事なんですか? A2.そんなことはないと思います。教育委員は、法律上、市民の代表として教育行政の重要な事項を決定し、その結果に責任を持つという役割があります。たとえば大分の事件で問題になった先生の人事を最終的に決めるのも教育委員の役割です。ところが、非常

    kaikai00
    kaikai00 2008/11/14
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「大学教育を効率的に」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月27日 (月)おはようコラム 「大学教育を効率的に」 (阿部キャスター)  少子化で定員割れする大学が相次ぐ中で、大学が持つ施設などを有効に活用して大学教育を効率的に行おうという検討が先月から中教審・中央教育審議会で始まりました。早川解説委員です。 Q1.大学教育を効率的にと言われてもピンときませんが、一体どんなことを議論しようというのですか? A1.大学が持つ施設をひとつの大学が独占するのではなく、全国のどの大学の学生にも開放して資産を有効に活用してはどうかというのです。高度な実験施設をつくるには億の単位を超える多額の費用がかかることがありますが、学生の教育に十分に活用されているとは言えないという指摘があります。せっかくある施設を“宝の持ち腐れ”にするのはもったいない。同じ分野のことを学んでいるのに自分の大学には使える

    kaikai00
    kaikai00 2008/10/29
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | スタジオパークからこんにちは「暮らしの中のニュース解説」 | スタジオパーク 「学力テストでわかったことは?」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年09月05日 (金)スタジオパーク 「学力テストでわかったことは?」 (稲塚キャスター)  ことしの4月に全国のすべての小学校6年生と中学校3年生を対象に行われた2回目の学力テストの結果が、先週の金曜日に発表になりました。こどもたちの学力はどうだったのか、早川解説委員に聞きます。 Q1.問題が難しくなって去年と成績の比較ができないといったことが報じられていますが、今回の成績の特徴はどんなところにあるんでしょうか? A1.3つあります。1つは「知識を活用する力に課題」2つめは「都道府県ごとに格差」3つめは「学校の指導の成果はハッキリせず」。この3点です。  まず、活用力に課題ですが、テストは、従来の基礎知識を問うA問題とそうした知識を活用する力を問うB問題とに分けて出題されました。正答率を比較しますと、B問題はA問題に比べ大幅に

    kaikai00
    kaikai00 2008/09/06
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「教員採用厳正処分は必要だが…」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年09月01日 (月)おはようコラム 「教員採用厳正処分は必要だが…」 (阿部キャスター)  大分県教育委員会は教員採用をめぐる汚職事件を受けて、去年の採用選考でこの春先生になった21人について不正に合格していたことが確認されたとして採用の取り消しを決めました。早川解説委員です。 Q1.それにしても大量の処分となりましたね? A1.去年行われた採用選考で合格になった76人のうちの3割近い先生が採用を取り消されたたことになります。とりわけ小学校では、3人に1人と高い割合です。一連の事件では、おととしの採用選考でも不正が行われたことが明らかになっていますが、パソコンに残されていたデータが十分に確認できなかったとして採用取り消しは見送られました。 Q2.結局、採用が取り消されたのは、ことし先生になった人たちだけだったんですね? A2

    kaikai00
    kaikai00 2008/09/02
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「子どもとケータイ社会の落とし穴」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年08月26日 (火)時論公論 「子どもとケータイ社会の落とし穴」 (キャスター)  子どもたちの夏休みもあと数日です。今、たくさんの子どもたちが携帯電話を使っていますがそのケータイで多くの問題が起きています。今夜は、新学期に向かってそんな問題に大人たちがどう対応していったらよいかを考えます。中谷解説委員です。 子どもたちのケータイを取り巻く事件やトラブルが急増する中、今年6月政府の教育再生懇談会は携帯電話を通じた有害情報から子供を守るための話し合いがされ、委員からは「犯罪から子どもを守るためには、小中学生にケータイを持たせるべきではない」という意見が相次ぎました。しかし、一方で「保護者と連絡をとるために携帯電話は欠かせなくなっている」といった意見も出されました。相次いだ多くの委員の意見「子どもたちにケータイを持たせない」という

    kaikai00
    kaikai00 2008/08/29
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「“改善”ですまされぬ教員採用」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年08月04日 (月)時論公論 「“改善”ですまされぬ教員採用」 (金子キャスター)  大分県の教員採用をめぐる汚職事件をきっかけに行われた教員採用についての文部科学省の緊急調査の結果が先週まとまりました。不正防止の取り組みは進むのか、早川解説委員がお伝えします。 (記)  「自分のせいで娘の人生を狂わせてしまった」今回の事件で贈賄の罪で起訴された教育委員会元参事が弁護士に語ったという言葉です。 人の道に外れたことをすれば当然こうなるはずなのに、教育者としてなぜ踏みとどまれなかったのか。教育界への信頼を失墜させた今回の行為は許されるものではありません。 一方で、そうした行為にためらいをもたらさなかった教育界の体質にも問題があったと言わざるを得ません。今回の事件をきっかけに不正防止の取り組みが始まっていますが、改善といった生やさ

    kaikai00
    kaikai00 2008/08/07
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「青少年対策 伝わらぬ熱意」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年07月28日 (月)おはようコラム 「青少年対策 伝わらぬ熱意」 (阿部キャスター)  東京・秋葉原や八王子で若者による通り魔事件が相次ぎましたが、そうした中、政府の総合的な青少年対策の方針を定める「青少年育成施策大綱」の新しい枠組みが先週25日に決定されました。早川解説委員です。 (阿部) 「青少年育成施策大綱」というのはどういうものなんでしょうか? (早川) 政府として役所のカベを超えて総合的に青少年対策に取り組もうと5年前につくられたものです。5年をめどに見直すと規定されているので、今回改めて見直されたわけです。 (阿部) 新たな枠組みの特徴はどんなところにあるのでしょうか? (早川) 前回議論された当時は、長崎で少年による幼児殺害事件が起きたこともあって、結果的に少年事件への対応に力点が置かれました。今回は、少し上の

    kaikai00
    kaikai00 2008/07/29
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム「襟を正せ 議員の教員採用“介入”」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年07月22日 (火)おはようコラム「襟を正せ 議員の教員採用“介入”」 (阿部キャスター) 大分県の教員採用をめぐる汚職事件で、採用試験のあり方が問われている中、各地の教育委員会で県議会議員などからの問い合わせに個別の受験者の合否を伝えていたことが次々に明るみに出ています。早川解説委員です。 Q1.大分以外にも各地で問い合わせに答えていたようですね? A1.「合否判定に当たって不正はなかった」「これを機会にやめる」。判で押したようにどの教育委員会からも聞かれる言葉です。こうした言葉の裏には、大分で事件が問題になっているうちに、さっさと頭を下げて、やり過ごしてしまおうという姿勢が見えます。 Q2.議員だからといって便宜を図るのは許されないんじゃないでしょうか? A2.こうした行為は「口利き」として、かつては公共工事の発注をめぐ

    kaikai00
    kaikai00 2008/07/22
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「教員採用汚職 揺らぐ信頼」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年07月11日 (金)時論公論 「教員採用汚職 揺らぐ信頼」 (金子キャスター)  大分県の教員採用をめぐる汚職事件は、教育委員会の幹部職員による疑惑が広がり、学校教育への信頼を揺るがす事態となっています。事件の波紋と今後の課題について、早川解説委員がお伝えします。 (早川解説委員)  それにしても今回の事件、次から次に疑惑が明るみに出てくる印象です。 「あまりにも古い体質の事件で、これではこどもたちに顔向けできない」と怒りをあらわにする先生もいます。今夜は、学校への信頼を揺るがしかねない事態となった今回の事件の背景と今後の課題について考えたいと思います。  警察の捜査によりますと、今回の事件、容疑者の一人が金券ショップで多額の商品券を換金しようとしたことで発覚しました。  最初の事件は、義務教育課参事の江藤容疑者が当時小学校の

    kaikai00
    kaikai00 2008/07/13
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「なぜおきた?教員採用汚職」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年07月11日 (金)おはようコラム 「なぜおきた?教員採用汚職」 (阿部キャスター)  大分県の教員採用をめぐる汚職事件教育委員会の幹部職員による疑惑が広がりを見せています。事件の背景に何があったのか、早川解説委員に聞きます。 Q1.事件は大分だけにとどまる問題ではないはずだと思った人も多いと思います。背景にはどんなことが考えられるのでしょうか? A1.共通する問題を3点あげたいと思います。1つは採用事務の閉鎖性。2つめは教育委員会の中の意外に狭い教員世界。3つめは地方で高い教員人気。まず、採用の閉鎖性ですが、問題の作成や採点結果の集約、結果の判定は、厳密性を確保するという理由でごく限られた人たちだけがかかわっています。それが閉鎖性につながっています。試験で人物が正当に評価されないという批判を受けて、透明性の確保が課題にな

    kaikai00
    kaikai00 2008/07/12
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「教育投資 見えぬ国の覚悟」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年07月02日 (水)おはようコラム 「教育投資 見えぬ国の覚悟」 (阿部キャスター)  今後10年間の教育行政の方針を示す「教育振興基計画」がきのう閣議決定されましたが、今後の教育投資の数値目標は盛り込まれませんでした。早川解説委員です。 Q1.閣議決定された基計画への受け止め方はどうなんでしょうか? A1.教育への国の財政支出について確約がなかったことに、教育関係者の間に失望感が広がっています。来年から学力向上のために学校での授業時間と内容を増やそうとしているのに「はしごをはずされた。将来への展望が開けてこない」というのです。 Q2.先週のこの時間に文部科学省が土俵際に追いつめられて身動きがとれなくなっているという話をしてもらいましたが、そのまま寄り切られたということなのですね? A2.その通りです。文部科学省は▽今後

    kaikai00
    kaikai00 2008/07/03
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「子どもたちを農村に」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年05月06日 (火)時論公論 「子どもたちを農村に」 今回の大型連休、農村や漁村を訪ねた方も多かったのではないでしょうか。豊かな自然に触れることは、心身をリフレッシュするだけではなく、自分を見つめ直すことにも繋がります。こうした体験を子ども達にしてもらう全国的な取り組みが今年から始まります。今晩は政府が進める「子ども農山漁村交流プロジェクト」について考えてみたいと思います。 これは、国立オリンピック青少年センターが子ども達の自然体験活動について行った調査です。「蝶やトンボ、バッタなどの昆虫をつかまえたことのない」子ども達が平成17年には35%と7年前に比べ16ポイント増えたのを始め、「太陽が昇るところや沈むところを見たことがない」子ども達が43%。「大きな木に登ったこと」がない子どもは54%と大幅に増え、自然の中での体験が年々

    kaikai00
    kaikai00 2008/05/08
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「世界で生きていける子ども」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年05月06日 (火)視点・論点 「世界で生きていける子ども」 サザビーズ北米社副会長 蓑 豊 今、子どもの教育をめぐる問題が、様々な議論を呼んでいます。これからより一層国際化が進み、日の人材が、国際社会で活動していく上で、世界で通用する人材を育むことは、大変重要で、大きなテーマであると言えるでしょう。 私は、アメリカとカナダで26年間を過ごし、長く海外と日との間に立って仕事をしてきましたが、その中で、国際社会における、日人独特のコミュニケーションスタイルの難しさを、目のあたりにする機会が多くあります。 日には「能ある鷹は爪を隠す」という言葉があり、日社会では、この言葉のとおり、たとえ能力があっても目立たずに居ることが美徳とされてきた傾向があります。 しかし、目立たないようにしていることは、国際社会では美徳とは受け止

    kaikai00
    kaikai00 2008/05/08
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「こどもに必要な体力とは…」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年05月05日 (月)時論公論 「こどもに必要な体力とは…」 (金子キャスター)  ニュース解説時論公論です。きょうは「こどもの日」。こどもたちの学力の低下とともに心配されているのが体力の低下です。こどもたちにとって必要な体力づくりとは何か。早川解説委員がお伝えします。 (早川解説委員)  この連休、スポーツに汗を流したり、野山で自然を楽しまれたりしたご家庭も多かったのではないでしょうか。きょうは今のこどもたちの体力に気になる変化が起きているという指摘を取り上げます。 学力テストに続いて文部科学省は、体力についてもことしから全国テストを行うことにしました。学力と同様、体力の低下を心配してのことですが、これに対して、当に心配なのは見えやすい体力ではなく、目に見えにくい体力ではないかという疑問が投げかけられています。 全国体力テ

    kaikai00
    kaikai00 2008/05/08
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「数学脳に学ぶ」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月24日 (木)視点・論点 「数学脳に学ぶ」 東京大学教授 合原 一幸 今日は、数学と脳科学のかかわりについてお話したいと思います。 主な論点は2つです。 ひとつは、数学を考えている時の脳の働きについて。もうひとつは、脳の働き自体を数学で表現する研究についてです。 まずはじめに、背景となる脳科学の広がりについてご説明しましょう。 神経経済学:経済行動を生み出す脳の仕組み 神経倫理学:脳科学の進歩に伴なう倫理学的側面を考える ニューロインフォマティクス:脳科学と情報学の融合 今日考えてみたいテーマは、脳科学と数学とのかかわりについてです。 では、ひとつ目の論点、数学を考えている時の脳の働きとしての数学脳についてお話しましょう。 最近脳科学の実験研究が大きく進展してきています。 たとえば、数を数えることに関係する神経の活動、

    kaikai00
    kaikai00 2008/04/29
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「全国学力テスト 2年目の課題」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月23日 (水)時論公論 「全国学力テスト 2年目の課題」 (キャスター) きのう全国の小学校6年生と中学校3年生230万人が参加して全国学力テストが行われました。去年に続いて2年目になる学力テストの課題について早川解説委員がお伝えします。 (早川) 去年の結果の分析や検証がまだ継続中という状況の中で、全国学力テストがことしも行われました。2年目を迎えた学力テストの抱える課題について考えたいと思います。 このテストは、こどもたちの学力低下が言われる中、現場の指導の改善に役立てるためとして実施されることになったものです。去年43年ぶりに行われ、ことしは復活後2年目です。全国のすべての小学校6年生と中学校3年生が対象で、ほとんどの国公立小中学校と私立学校の半数が参加しました。去年と同じく国語と算数・数学の2教科。基礎知識を問う

    kaikai00
    kaikai00 2008/04/25
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「家庭の教育力とは?」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月22日 (火)視点・論点 「家庭の教育力とは?」 東京大学准教授 田由紀 1990年代の終わり頃から現在にいたるまで、日社会の中で「家庭の教育力」について強調される度合いが高まってきています。2006年12月に「改正」が強行された教育法では、新たにその第10条で、子どもの生活習慣や自立心の形成について保護者が責任をもつということを定めています。また、安倍前首相直属の教育再生会議では、親孝行や家庭のしつけの重要性を指摘する発言が頻発していました。文部科学省は、平成20年度の予算のなかで、子育て講座や家庭教育手帳の配布など、「家庭の教育力の向上」に向けた様々な施策に、15億円近い予算を充てています。そして「早寝早起き朝ご飯」国民運動や「子どもと話そう」全国キャンペーンなどが繰り広げられてきました。こうした政策動向の中

    kaikai00
    kaikai00 2008/04/24
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「教育財源確保に残る不安」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月18日 (金)時論公論 「教育財源確保に残る不安」 (キャスター) 教育法がおととし改正されたのを受けて、中央教育審議会で検討が進められてきた初めての「教育振興基計画」案がまとまり、きょう渡海文部科学大臣に報告されました。報告の内容と課題について早川解説委員がお伝えします。 (早川) 教育財源の確保を最大の目標に進められてきた「教育振興基計画」案の検討。結論から言いますと、各省、とりわけ財務当局の壁が厚く、財源確保に不安の残る内容にとどまりました。経過を振り返り、積み残された課題について考えます。 この「教育振興基計画」は、おととしの暮れに改正された教育法に規定されたものです。17条に「政府は、教育の振興に関する基的な計画を定め公表しなくてはならない」と初めて盛り込まれました。内閣に計画を策定することが義

    kaikai00
    kaikai00 2008/04/22