タグ

2016年7月8日のブックマーク (3件)

  • 香港の「台湾化」はどこまで進むのか

    その昔、といっても、5年ほど前ぐらいまで、私の印象では、香港の人は総じて、台湾のことを見下していた。台湾田舎だ。政治が乱れている。経済もダメ。香港の人たちから、そんな悪口をよく聞かされた。私が台湾で新聞社の特派員でいることについても、香港メディアの同業者から「台湾のニュースなんて取材する意味ないよ」などと言われたこともあった。人は嫌われたら、普通は嫌いになるもので、台湾の人も香港が嫌いだった。香港は狭い。疲れる。3日で飽きる。台湾人はそう言って香港を忌避した。 私個人は学生時代に香港中文大学と台湾の師範大学にそれぞれ留学経験があり、どちらも同じように好きなので(もちろん好きなポイントは違うが)、とても悲しい思いをしてきた。そして、基的には「一つの中国」原則という問題において、質的によく似た国際的境遇にある台湾と香港は、いろいろな意味でもっと近づいていいのにと、惜しい思いも抱いていた。

    香港の「台湾化」はどこまで進むのか
    kaikaji
    kaikaji 2016/07/08
  • 元中国共産党エリート官僚の告白「中国の民主化運動は、こうして習近平政権につぶされた」(安田 峰俊) @gendai_biz

    証言から浮かび上がる、習近平政権の危うさ 東シナ海での中国軍艦による領海侵犯や、中国軍機が自衛隊機への攻撃動作を仕掛けたことが一部で報じられるなど、中国はここ数か月間、日に対して極めて威嚇的な行為を繰り返すようになった。また、国内政治の面でも人権派弁護士の大量拘束や、メディア関係者への締め付けに代表される言論統制の強化が進み、中国国内の知識人の間には重苦しい空気が垂れこめている。 こうした習近平政権の締め付けに耐えかね、約2年間におよぶ中国国内での逃亡を経て、2015年2月にタイへ亡命した顔伯鈞という民主活動家がいる。 かつて党内の若手エリートでもあった彼は、今年6月20日に逃亡の経緯を記した手記『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)を日で刊行することとなった。中国土の各省をはじめ、香港やチベット、ミャンマー国境の軍閥支配地まであちこちを逃げ回るストーリーは、まさに驚くべきものだ。

    元中国共産党エリート官僚の告白「中国の民主化運動は、こうして習近平政権につぶされた」(安田 峰俊) @gendai_biz
    kaikaji
    kaikaji 2016/07/08
  • 英EU離脱の教訓:経済政策はすべての層のために機能しなければ爆弾に引火する(ブレイディみかこ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「アイデンティティ」政治ではなく経済の問題 先の労働党政権の元首相、ゴードン・ブラウンが「ブレグジットが残した最重要な教訓は、グローバリゼーションは英国の全ての人のために機能せねばならぬということ」というタイトルの記事を書いていた。彼は、EU離脱投票の結果は昨今流行りのアイデンティティ・ポリティクスの枠組ではなく、経済問題として考えるべし。ということを、いかにも彼らしく地味に、いぶし銀のような筆致で描いている。 我々の国のように多様化した国が離脱派のキャンペーンのような内向きの、反移民のレトリックで何年も過ごすわけにはいかない。だが、同様に我々は、この国の鍵を握る心配事を拒否する残留派のタクティクスでは前進できない。(中略)誰もが認識しているが口に出したくない重要な問題は、グローバリゼーションだ。我々のグローバル経済における劇的な変化のスピード、範囲、規模。その結果、我々が失ったものを最も

    英EU離脱の教訓:経済政策はすべての層のために機能しなければ爆弾に引火する(ブレイディみかこ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    kaikaji
    kaikaji 2016/07/08