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2022年7月10日のブックマーク (5件)

  • ドイツの貿易赤字はユーロ圏の金融政策にとって良くない知らせを意味する - himaginary’s diary

    チェコ国立銀行総裁を務めたミロスラフ・シンガー(Miroslav Singer*1)の7/7付けの表題のOMFIF論説(原題は「Germany’s trade deficit spells bad news for euro area monetary policy」)をMostly Economicsが紹介している。 Germany’s May foreign trade deficit, the first since 1991, is a memorable moment. After all, the conventional view of the euro area is that Germany benefits. As outlined by commentators for decades, Germany’s foreign trade is subsidised by

    ドイツの貿易赤字はユーロ圏の金融政策にとって良くない知らせを意味する - himaginary’s diary
    kaikaji
    kaikaji 2022/07/10
    "この状況がいずれ完全に元に戻ることに賭けるのは現実的ではない。攻撃的なロシアとの緊張関係は改善する可能性が低くまたグリーン・ニューディールは今後も継続するため欧州はエネルギー資源の採掘を躊躇うだろう"
  • 過剰貯蓄と双子の赤字:開放経済での財政刺激策の伝播 - himaginary’s diary

    というNBER論文をMatthew Rognlieらが上げている。原題は「Excess Savings and Twin Deficits: The Transmission of Fiscal Stimulus in Open Economies」で、著者はRishabh Aggarwal(スタンフォード大)、Adrien Auclert(同)、Matthew Rognlie(ノースウエスタン大)、Ludwig Straub(ハーバード大)。 以下はその要旨。 We study the effects of debt-financed fiscal transfers in a general equilibrium, heterogeneous-agent model of the world economy. In the long run, increases in governm

    過剰貯蓄と双子の赤字:開放経済での財政刺激策の伝播 - himaginary’s diary
    kaikaji
    kaikaji 2022/07/10
    "長期的にはどこかの政府債務の増加は世界金利を引き上げすべての国の民間資産を増加させる。短期的には財政赤字が平均より大きい国は、民間貯蓄の大きな増加(過剰貯蓄)と、小さいが持続的な経常赤字を計上する"
  • 書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    なぜヒトだけが言葉を話せるのか: コミュニケーションから探る言語の起源と進化 作者:トム・スコット=フィリップス東京大学出版会Amazon 書は認知と文化が専門の認知科学者,心理学者であるトム・スコット=フィリップス*1によるヒトの言語の進化と起源に関する一冊.ヒトの言語の進化的起源については,霊長類などの信号システムとの連続性を前提に,再帰的構造を重視する議論*2が主流だが,書においては,ヒトの言語と霊長類の信号システムとの非連続性を強調し,語用論の重要性を正面から採り上げる独自の議論が説得的に主張されていて,とても興味深い書物になっている.原題は「Speaking Our Minds: Why human communication is different, and how language evolved to make it special」 第1章 コミュニケーションへの2

    書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    kaikaji
    kaikaji 2022/07/10
    "言語はコードとしてはひどい欠陥を持ちヒトのコミュニケーションは意図明示,推論により始めて可能になっているのだ.いったんこれを理解すると曖昧性などの決定不十分性が逆にコミュニケーション上の大きな利点に"
  • 読んでいない本について堂々と「差別本」扱いする方法|田楽心(田中ラッコ)

    元タイトル:『むずかしい女性が変えてきた』 販売停止に賛同する人の、エリート意識がもたらす大きな反作用 を変更(2022/07/27) はじめに 大阪のtoi booksという書店が、ヘレン・ルイス著、田中恵理香 訳『むずかしい女性が変えてきた あたらしいフェミニズム史』(みすず書房 2022年5月16日)を「いったん販売停止」にした事が、Twitterで話題になっている。販売停止の理由は、ヘレン・ルイスが「トランスフォーブ」「トランスフォビック」(トランスジェンダーの人に対する不寛容、否定的な態度、言動、嫌悪)であるとの指摘を重く受け止めたためだと言う。 先のツイートについて、経緯や140字では書ききれなかったことなどの説明文を書きました。 さまざまなご意見あるかと思いますが、お読みいただけましたら幸いです。 https://t.co/ZrV0PTEMNY pic.twitter.com

    読んでいない本について堂々と「差別本」扱いする方法|田楽心(田中ラッコ)
    kaikaji
    kaikaji 2022/07/10
    "いまや書物は、かつて友人たちと古典的作品について話し合った時のように、「自由な議論が起こるなかで、賛意も批判も起こるのが自然な作品」であると悠長に構えるものではなくなってきているようだ"
  • 安倍晋三元首相暗殺事件に際し、追悼として再掲「半分ソーシャルだった安倍政権」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日、選挙演説中だった安倍晋三元首相が暗殺されました。卑劣な政治テロリズムに対して、最大限の非難を表明します。しかし、労働問題専門のブログなので、ここでは一昨年当時の安倍首相が辞意を表明したときにアップしたエントリ「半分ソーシャルだった安倍政権」を、追悼の意味を込めて再掲したいと思います。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-9c4269.html 日突然安倍首相が辞意を表明しました。政治学者や政治評論家や政治部記者のような話をする気はありませんが、労働政策という観点からすれば、14-13年前の第一次安倍政権も含めて、「半分ソーシャル」な自民党政権だったと言えるように思います。半分ソーシャルの反対は全面リベラルで、第一次安倍政権の直前の小泉政権がその典型です。(ブログは特殊アメリカ方言ではなくヨーロッパの普遍的な

    安倍晋三元首相暗殺事件に際し、追悼として再掲「半分ソーシャルだった安倍政権」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kaikaji
    kaikaji 2022/07/10
    "第1次安倍政権時から昨年までずっと最低賃金の引き上げを進めてきたことやある時期経営団体や労働組合すらも踏み越えて賃上げの旗を振ったりしていたのは、自民党政権としては異例なほどの「ソーシャル」ぶりだった"