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2023年3月19日のブックマーク (7件)

  • ChatGPTについて感じること|山口尚|note

    「擬人化」して言えば、ChatGPTは文章を書く。ただし、いまのところ大半のひとは次のように考える。ChatGPTは、少なくとも重要な意味で、決して人間と同じような仕方で「文章を書くこと」ができない、と。ではそれはどういう意味か。じつにChatGPTは〈自分の書いたことに責任を負う〉という仕方では文章を書けない。じっさい、ChatGPTが私たちにとって邪悪と感じられる文章を生成したとしても、〈そのかどでChatGPTを責める〉というのはナンセンスである。「いや、自分は責める」というひとがいるとすれば、そのひとは自分で何を言っているか分かっていない。 以下、ChatGPTについて、感じることを徒然なるままに書く。 ひとつ。これは便利である。いろいろ使い道がある。 ふたつ。新しい技術が生まれると、ひとびとの文学的センスが刺激される。その結果、「この技術仕事を奪う」などと言われたりする。とはい

    ChatGPTについて感じること|山口尚|note
    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    "ChatGPTは〈自分の書いたことに責任を負う〉という仕方では文章を書けない。じっさい、ChatGPTが私たちにとって邪悪と感じられる文章を生成したとしても、〈そのかどでChatGPTを責める〉というのはナンセンスである"
  • サマーズ対ブランシャール:今後の金利を巡る議論・その4 - himaginary’s diary

    サマーズとブランシャールの対談からの議論の引用のラスト。最後は、司会のポーゼンからの求めに応じて、r-gと財政政策について論じている。 【ブランシャール】 プラスのr-gは、動学がかなり思わしくなくなったことを意味している。財政政策発動の余地は小さくなる。 たとえr-gが今はマイナスだとしても、将来恒久的に符号が変わる可能性があるならば、それを考慮に入れ、今は良い時だが今後は厳しくなる、と認識することになる。それが意味するのは、財政政策にはかなり慎重になるべき、ということだ。平凡な回答だが、これは正しい回答だと思う。 【サマーズ】 数年前、コロナ禍後、バイデン政権成立前に、人々は2024年までゼロ金利が続くと考えていたが、その時に自分とジェイソン・ファーマンは、連邦負債の実質金利負担がGDPの2%以下で、かつ、急速に増加していないならば、それなりに良いところにいる、と論じた*1。 もし実質

    サマーズ対ブランシャール:今後の金利を巡る議論・その4 - himaginary’s diary
    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    "rは年ごとに大きく変動するため、この変数にはある年は良いように見えてもその後は良くなくなるという可能性がある" "債務水準を見るよりもこちらの変数を見る方が良いと思うが、変動が大きいので使い方が難しい"
  • 研究者と流行り言葉 - 祖国は危機にあり(La patrie en danger) 関連blog

    ウクライナでの戦争は、引き続き動きが少ない。ワグナーがバフムートの東半分を占領したと主張したという話が伝えられ、またNATO幹部が近くバフムートが陥落する可能性に言及したそうだが、前回も述べたようにバフムートを落としても戦況が大きく動くわけでない。要するに全体として見れば相変わらず膠着状態が続いているわけだ。 その中で面白い指摘だったのが、こちらのツイート。最近書かれた論文を紹介し、「ハイブリッド戦争」という概念に対する疑問を提示している。この言葉は2014年以降にブームを巻き起こしたのだが、それが当に研究を達成するうえで有効な概念であるかどうかについて批判的に検討する必要があるという話だ。 その論文は‘Hybrid warfare’ as an academic fashion。その中ではハイブリッド戦争という概念について、一過性のファッションであり既に現時点でその「力と魅力」の大半を

    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    "ハイブリッド戦争 という概念について、一過性のファッションであり既に現時点でその「力と魅力」の大半を失っていると述べているのみならず、「間違いなく欠陥のあるコンセプト」とまで指摘"
  • 清の政治ストレス指数 - 祖国は危機にあり(La patrie en danger) 関連blog

    構造的人口動態理論(SDT)に基づく政治ストレス指数(PSI)の計算例はこれまでにも色々と紹介している。その追加事例として最近、プレプリントが出てきたのが中国の清朝に関する研究だ。Structural-Demographic Analysis of the Qing Dynasty (1644-1912) Collapse in Chinaという論文を見ると、HoyerやBennett、Turchinといったいつもの面々の他に、日を拠点に研究しているらしい人物が筆頭著者となっていたり、中国の研究者が入っていたりと、アジアっぽさがにじみ出ている。とはいえ重要なのは研究者ではなく内容。どんな感じであろうか。 中国は割と分かりやすくSDTが適用できそうな歴史を持っており、実際にAges of Discordの中にも中国における政治的不安定性指数のグラフが掲載されている(こちらの記事参照)。また

    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    ”2000万人から3000万人が死んだと言われる太平天国の乱は19世紀の内戦としてはけた違いの死者を出した凄まじい戦争である。江戸時代の日本の人口が3000万人くらいだったということを考えるといかにとんでもない出来事"
  • 2023.3.16 習近平が「グローバル文明イニシアティブ」を提唱 : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)

    佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国政治が読める2(since 2021.1.1) 現代中国政治、外交を勉強しています。今日の『人民日報』をこんな風に読んでみました。 「佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国政治が読める3(since 2024.1.1)」も公開中 https://zzmzhchina3.livedoor.blog/ ★(1面)15日、習近平が、オンライン方式での中国共産党と世界の政党ハイレベル対話会議開幕式で、「手を携えて現代化の道を共に歩む」と題する基調演説を行った。蔡奇が総括講話を行った。王毅、尹力、李書磊、秦剛らが出席した。 習近平の演説で注目したのは以下の部分。 ―「世界は『新冷戦』を必要としていない。民主と銘打ち分裂対立を引き起こしていることは、実際は民主の精神を踏みにじり、人心を得ず、計り知れない災いを残している。中国が現代化を実現することは、世界の平和の

    2023.3.16 習近平が「グローバル文明イニシアティブ」を提唱 : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)
    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    "「グローバル成長イニシアティブ」や「グローバル安全保障イニシアティブ」と「グローバル」を次々と掲げている。これは明らかに米国に対抗するためである。現在の国際秩序アメリカンスタンダードに代わる国際秩序"
  • 2023.3.17 機構改革は喫緊の課題への対応で軽い : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)

    ⇒党中央が金融政策、運営を集中統一領導することになる。金融を重視するという方針を体現したもので、重要な党の機構になると思われる。 中央金融委員会は、党中央の決策議事協調機構であり、おそらく中央財経委員会と同じ位置づけである。しかし、同列なのか、またデマケは不明である。中央金融委員会の主任が習近平なのか。弁公室主任が誰になるのか、注目される。 また弁公室がどの部門に設置されるのかも不明である。弁公室が国務院金融安定発展委員会弁公室の職責を編入するということで、これまで国務院金融安定発展委員会、そしてその弁公室はそんなに重要な役割を果てしていたのか、私は全くのノーマークだった。ウィッキペディアによると、国務院金融安定発展委員会は、2017年7月に設置され、弁公室は中国人民銀行に設置されていた。 党中央の派出機関として中央金融工作委員会が設置され、政府には国家金融監督管理総局が設置されるが、あま

    2023.3.17 機構改革は喫緊の課題への対応で軽い : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)
    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    "産業チェーン、サプライチェーンの構築のために自立自強の科学技術イノベーションが主要職責となり、それに直接関係のない職責はバッサリ切ったという感じである。中央科技委員会の職責もその観点から捉えるべき"
  • 中東接近が映す香港の変貌と深謀 香港 木原雄士 - 日本経済新聞

    伝統的に欧米との結びつきが深い金融都市の香港が中東に目を向け始めた。香港の李家超(ジョン・リー)行政長官は2月、経済人ら約30人を伴ってサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)を訪問した。陳茂波(ポール・チャン)財政官も2022年10月にサウジを訪れている。「今回は友情の旅であり、香港の優位性をアピールする旅であり、ビジネスチャンスを探る旅だった」。李氏は中東訪問をこう総括した。サウジとの投

    中東接近が映す香港の変貌と深謀 香港 木原雄士 - 日本経済新聞
    kaikaji
    kaikaji 2023/03/19
    "金融面で中国と中東を結ぶのが香港だ。英スタンダードチャータード銀行の劉健恒シニアエコノミストは「中東の豊富な資源や資金、投資需要を考えれば、香港が関係を深めるのは賢い選択だ」と話す"