小野寺五典元防衛相（自民党安保調査会長）は20日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、ロシアによる軍事侵攻の緊迫度が増しているウクライナ情勢をめぐり、「この問題は必ず日本に影響する。自国は自国で守るというスタンスがなければ、日本もウクライナと同じようなことになる」と警告した。 小野寺氏は、バイデン米大統領がロシアの軍事侵攻があっても、ウクライナ国内にとどまる米国民の退避のために米軍を派遣する考えのないことを早々に表明したことに触れ、「米国の姿勢が少し心配だ」と述べた。「トランプ大統領なら、米国の軍事アセットを周辺に配備して力を示した。バイデン大統領はそれをしないというのであれば、プーチン大統領からみれば『口先だけだな』と(見透かされる)。お互いが強い立場にあるからこそ交渉ができる」と語った。 小野寺氏はNATO(北大西洋条約機構)がウクライナへの軍事

南太平洋トンガ沖の海底火山噴火に伴う津波で、宮城県の松島湾のワカメ養殖施設などが甚大な被害を受けてから１カ月が過ぎた。生産物と施設の被害額は１億円を超え、漁協は自力再建が困難と判断。塩釜市と県、国に支援を訴えるが、全国的な被害は軽く、手厚い補助メニューのある激甚災害への指定は難しいとされる。来季の…

アサリの資源量が回復しないため浜名湖では今年も潮干狩りの中止が決まりました。 潮干狩りの中止は４年連続で、漁協では引き続き対策を継続し、資源量の回復を目指すことにしています。 浜松市などにまたがる浜名湖では毎年、大型連休から秋にかけて潮干狩りを楽しむことができましたが、アサリの漁獲量が急激に減少し３年前から中止が続いています。 去年の漁獲量は過去最低の約１００トンとなったため、漁協は、資源量の回復が見通せない状況が続いているとしてことしも潮干狩りの中止を決めました。 資源量の減少について漁協は、アサリのエサとなるプランクトンが減少していることなどが原因ではないかとしていて、食害を防ぐための魚よけの網の設置や生育環境を整える対策を続け、今後も資源量の回復を図ることにしています。 浜名漁業協同組合の渥美敏組合長は「一般の方にアサリなどの水産資源に触れてもらう大事な機会がなくなり残念だが資源を回

山口県下関市の協同組合下関ふく連盟は22日、毎年宮家に献上しているフグの調理の様子を公開した。実際に献上するものと同様に、日本海で取れた最高級の天然トラフグを調理。刺し身を1ミリほどに薄く引いて、大輪の菊の花のように盛りつける「菊盛り」を完成させた。 調理は連盟に所属する業者が持ち回りで担当。34回目の今年は、下関市の水産加工会社「畑（はた）水産」が受け持つ。 宮家に向けて、鍋用の切り身や皮刺しなどを含むセットを用意。24日早朝から市内の赤間神宮でおはらいを受けた後、上京して献上する。調理した加工部工場長の竹林裕和さん（56）は「刺し身の盛りつけの技術を見ていただきたい」と話した。（水田道雄） ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!-- /

アメリカン・シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」映画「フォレスト・ガンプ/一期一会　4Kニューマスター版」公開記念 コラボレーション・スペシャルメニューが登場！販売期間 ： 2022年3月1日（火）～31日（木） アカデミー賞受賞映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたアメリカン・シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」国内3店舗では、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会　4Kニューマスター版」の公開を記念し、当映画とのコラボレーション・スペシャルメニュー（フード2品、ドリンク2品）を、3月1日（火）から31日（木）までの期間、販売します。 アカデミー賞受賞映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたアメリカン・シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」国内3店舗では、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会　4Kニューマスター版」の公開（3月18日）を記念し、当映画と

26年続いた「まぐろ祭り」初オンライン開催！＜参加申込受付中＞和歌山県那智勝浦町【那智勝浦 オンラインまぐろ祭り2022】詳細・申込：https://homusubijapan.com/maguro2022/ ＜TOPICS＞ ・参加費無料で、自慢の生まぐろや宿泊券などの賞品が当たる！（2～３人に１人の高確率！） ・リアル旅の予習にも！人気観光スポットから、那智勝浦のローカル情報まで満載！ ・まぐろ解体ショーを生中継！ ツアー終了後、希望者向けに即売会を開催！ (C)NACKT ​26年続いた大人気の【まぐろ祭り】をオンラインで！ 生まぐろの町、那智勝浦町では、例年1月下旬にはまぐろ祭りを開催しています。 1994年から26年続いていた那智勝浦のまぐろ祭りは、まぐろ汁の振る舞いや、即売会など人気のお祭りでした。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2021年は中止。2022年は三

パッケージをデザインした、木更津総合高校の美術部と書道部の生徒たち＝同校で（ＮＰＯ法人木更ＣｏＮ提供） 新型コロナウイルスの影響で暗い世相が続く中、木更津産のノリをＰＲしようと、木更津市東太田のＮＰＯ法人「木更ＣｏＮ（きさこん）」は、ノリに衣をつけて揚げたスナック「一途（いちず）なのり天」（内容量７０グラム）を開発した。パッケージデザインは「みんなが恋をしてくれる木更津であってほしい」との願いを込め、木更津総合高校の美術部と書道部が全面的に協力した。３月１日から道の駅「木更津うまくたの里」で販売する。（山田雄一郎）

「UMITRON Pulse」 Image credit: Umitron シンガポールと日本を拠点に水産養殖技術を開発するウミトロンは24日、ENEOS ホールディングス（東証：5020。以下、ENEOS と略す）と業務提携を締結し、ENEOS 傘下の投資子会社 ENEOS イノベーションパートナーから資金調達したことを明らかにした。調達金額は明らかにされていない。この出資を受けて、ウミトロンは ENEOS とブルーカーボン事業の共同研究を開始する。 植物などの陸上生物の作用により隔離・貯留される炭素のことをグリーンカーボンと呼ぶのに対し、ブルーカーボンとは、藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれ、隔離・貯留される炭素のことを指す。2009 年に国連環境計画(UNEP)が報告書で CO₂ 吸収源としての可能性を掲示、「ブルーカーボンにより年間およそ5,000万トンの CO₂ を吸収、隔離で

幻の魚といわれる九頭竜川のサクラマスは解禁からの３週間でわずか１匹しか上がっていなかったが、２３日に体長５７センチの大物が釣れた。（２月２３日） 体長５７センチで重さ１・８キロのサクラマス。 ２３日午前１０時ごろ、福井市を流れる九頭竜川の高屋橋で福井市の男性が釣り上げた。 しかしこの魚は幻の魚といわれ簡単には釣れない。 九頭竜川には冬から春にかけて、休みの日になると、県内外からサクラマスを狙った大勢の釣り客が集まるが、２３日はあいにくの雪で竿を振る人は少なかった。 サクラマス釣りを始めて５年の県内在住の男性は、「釣れないだけに釣れた時はうれしい。ドキドキはとまらない」と話した。 ほとんどの釣り方はルアーフィッシング。 ２月１日の解禁から３週間が過ぎたが、地元漁協によるとこれまでに釣れたのはわずか１匹。 福井市内の釣具の店長は「サクラマスファンは価値ある１尾をどう釣るかという夢を求めて来店し

黒潮町佐賀のカツオ一本釣り漁船の第１陣が２３日出港し秋まで続く長い漁が始まった。カツオ一本釣り漁の第１陣として２３日黒潮町の佐賀漁港を出港したのは第８８佐賀明神丸など明神水産の３隻の漁船。第８８佐賀明神丸は２０２１年、水揚げ額にして４億６８０万円を記録し近海一本釣り漁船の全国トップとなった。岸壁には家族や地元の人などが集まり、安全と大漁を願いながら船にくくった紙テープを持ったり、手を振りながら声援を送ったりして出港する船を見送った。佐賀漁港を出発したカツオ漁船はこれからカツオを追って黒潮の流れる各地の海で１１月ごろまで漁を続ける。

マグロの横綱・クロマグロで最高級とされる青森県大間産。東京・豊洲市場（江東区）の初競りでは、2019年に1本3億円超えの超高値が付いて話題となったが、そんな「上モノ」産地で、聞き捨てならない問題が発覚。市場関係者の間からも批判的な声が相次いでいる。 大間の漁師の中で、マグロを釣っても水揚げの事実を地元の漁協に報告せず、出荷していたことが分かった。その量はどうやら、半端ではないようだ。 100kgの大型マグロにして100本以上 政府関係者によれば、無報告だった漁獲量は昨年11月の1カ月間で少なくとも10トン以上。100キロの大型マグロに換算すれば、実に100本以上というまさに「大漁」級のレベルだ。 「漁協に報告しないことが、そんなに悪いことなのか」と思う向きもあるだろう。禁止されている海域でマグロを釣り上げたり、国や自治体から許可を得ていない漁船でマグロを漁獲したり、という「密漁」が発覚した

シシャモを初めて生のまま輸入しました。 大手スーパーのイオンはアイスランド産のカラフトシシャモを生のままで輸入し、来月初旬まで販売します。 通常は冷凍したものを船で運んでいますが、今年は最も脂ののった旬の時期に合わせて初めて生のまま航空便で輸入しました。 生のままは珍しく、駐日アイスランド大使も売り場を視察しました。 イオンリテール・松本金蔵水産商品部長：「生でしか味わえない食感であったり、ふっくら感であったり、ぜひとも味わって頂きたい」 塩焼きのほか、から揚げやフライにするのがおすすめだということです。 東京や神奈川、千葉、埼玉の約80店舗で販売されます。

ＳＤＧｓに関する県内の取り組みを紹介するシリーズ企画。 １７の目標のうち、１２番の「つくる責任つかう責任」を意識したハマチの養殖を紹介します。 漁業が盛んな佐伯市蒲江。 沖合にある「いけす」ではハマチが養殖されています。 年間約８万匹のハマチを出荷している浪井丸天水産。 そのエサに混ぜられているのが…。 ◆浪井丸天水産　浪井大喜代表 「ビール酵母になります。」 ビールづくりに欠かせないビール酵母。 製造の過程では副産物として、搾りかすが出てきます。 浪井丸天水産ではビール酵母の搾りかすを仕入れ、２０２０年からハマチの養殖に活用しています。 なぜビール酵母をハマチのエサに混ぜているかというと…。 ◆浪井丸天水産　浪井大喜代表 「ただ廃棄されるのではなく、たくさんの栄養も必須アミノ酸が全種そろっているくらい栄養価が高いので、あげることで魚のうまみなどもあがるので使っている。」 ビール酵母の入っ

金沢漁港で養殖ワカメの収穫が最盛期を迎えた。「今年はめかぶの育ちが悪く、収穫開始時期は２月２週目とちょっと遅めだった」と話すのは木川丸の船主・木川亮一さん（59）。朝早くから養殖場に向かいワカメを収穫し、漁港に戻って天日干しなどの加工を行う。収穫は３月中旬まで行われ、その後コンブ漁に移行する。 金沢漁港では現在、約20軒がワカメ漁を行っている。以前は11月前半にワカメの芽を植えていたが、近年は水温が上がってきたため、12月上旬に行うという。 天候が悪くても加工できる塩蔵ワカメも扱う船宿が増える中、木川丸が扱うのは生ワカメと天日干しだ。天日干しは洗濯ばさみにワカメの茎をつるし、１本１本手作業で広げて干していく。最後は下におろしゴザの上に並べて乾燥させる。「乾いた北風が吹くと黒く、逆に湿った南風だと緑に仕上がるんです」 「この辺のワカメは柔らかいのが特長」と話す木川さん。定番の味噌汁やサラダ、