NATEL ENERGYをご存じだろうか。彼らは川の流域の生態系、環境系、経済系に対してベネフィットを生み出す水力再生ソリューションを提供している企業だ。 では、この水力再生ソリューションとはどのようなものなのか、今回は、そんな話題について紹介したいと思う。 NATEL ENERGYの気候変動に強い水力再生ソリューション NATEL ENERGYは、MIT出身者によって設立された企業。米国のカリフォルニア州を拠点としている。 彼らのソリューションは、水力再生ソリューションだ。 ソリューションの1つは、水力発電のタービン。このタービンは、「Restoration Hydro Turbine(RHT)」といい、コンパクトで高性能かつ高い安全性を有したもの。30kWから3MW以上の発電容量を持っている。 水の落差について2m～20mと低落差の用途向けに最適化されている。また魚に安全なタービンとし

底引き網漁では、狙いをつけた魚種のほかにも、いろんな魚が取れます。ノドグロ、タイ、沖ギス…。高級魚も網に入りますが、原則として３キロ１箱の単位で取引されるので、１箱に満たなかったり、大きさがふぞろいだったりすると、市場に出しにくいのが現状です。 乗組員が自家消費するといっても、限度があります。鮮度がいいうちは近所にお裾分けしますが、配り切れず処分することもありました。いわゆる「規格外」の魚を何とか売り物にできないものか…。これは、夫が昭和４０（１９６５）年に底引き網漁を始めてから、ずっと考えてきたことでした。

徳島県 徳島県では、平成２９年４月に浜を支える意欲ある担い手を育成・確保するため、誰もが徳島の漁業を学べる「とくしま漁業アカデミー」を開講し、これまでに２２名の卒業生を県内各浜に送り出しています。 令和４年８月１日から、次のとおり令和5年度研修生（第7期研修生）を募集しています。 本アカデミーの入学金・研修費用は無料です。（個人の所有物となるもの等は除く） 〇　募集概要 １　募集人数 「一般コース」、「専攻コース」あわせて7名程度 ※１「一般コース」 漁業の基本的知識や技術の取得、県内各地の様々な漁業現場での実習を経てから、就業スタイルを決めたい方が対象 ※２「専攻コース」 既に目指す就業スタイルが確定している方が対象 ２　募集期間 令和４年８月１日から令和５年２月２８日まで ※　応募状況に合わせて随時選考審査を実施し、合格者が定員に達した場合は以降の募集を終了する場合あり ３　応募資格

身近な魚（びんび）料理を紹介し合う読者参加型のコーナーです。食べた一皿の写真に味や感想、調理の工夫などエピソードを添えて魚信編集部にお送りください。釣った魚、もらった魚、買った魚、お店で味わった魚…。何でもＯＫ！ ◇ 最もうまい魚は？　こう聞かれれば、私はちょっと迷いながらウルメイワシと答える。今年は産地の宇佐でも水揚げ苦戦中とのことだが、沖で釣ってキンキンの氷水に漬けて持ち帰り、手開きの刺し身で食べれば間違いなし。さらに素晴らしいのは、梅とゴボウとの煮物だ。 料理本でも定番の組み合わせで、私の好みは梅酢たっぷりの味付け。ご近所からいただいた梅を漬けている妻の瓶から、梅酢と梅の実を惜しみなく奪って、しょうゆとみりんと酒で炊く。ゴボウはごろっと歯ごたえを残したい。 …

日本食がユネスコ無形文化遺産になったのは「人気だから」ではない 手塚良則氏（以下、手塚）：西さん、いかがだったでしょうか？ 西経子氏（以下、西）：「日本食とは何か？」という話があったので、西井さんにもご紹介いただいた、ユネスコの無形文化遺産に和食文化が登録されたことをお話ししたいと思います。 まず、2013年に日本の食文化がユネスコの無形文化遺産に登録されました。もともと日本食が人気だから表彰・登録されたんじゃなくて、むしろ逆です。「無形文化遺産」ですから、非常に文化として価値があるものなんだけれども、放っておくとなくなってしまうと。 「世界にとって非常に価値があるものだから、なくなることがないように保護・継承していきましょう」という責任を国に課すために、ユネスコ無形文化遺産に登録されたということなんですね。2000年を超えて日本にあった「食」が、このままではなくなってしまうと（危惧されて

株式会社グローバルインフォメーション（所在地：神奈川県川崎市、代表者：小野悟、証券コード：東証スタンダード 4171）は、市場調査レポート「マグロの世界市場：業界動向、シェア、規模、成長、機会、予測（2022年～2027年）」（IMARC Services Private Limited）の販売を8月16日より開始いたしました。 【 当レポートの詳細目次 】 リンク 市場の概要 世界のマグロ市場は、2021年に407億米ドルの規模に達しました。2022年から2027年にかけて、市場は3%のCAGRで成長し、2027年には488億米ドル規模に達すると予想されています。 マグロはサバ科の魚で、世界の漁業シナリオの中で非常に重要な位置を占めています。マグロは世界中で生食、冷凍、缶詰、寿司として食されています。マグロ全体の約60％が西・中央太平洋（WPCO）産で占められています。この地域のマグロは

静岡県焼津市の焼津港で冷凍カツオを盗んだとして焼津漁業協同組合の職員らが逮捕、起訴された事件を受け、静岡県が同漁協に再発防止を求めて、近く水産業協同組合法に基づく措置命令を出す方針を固めた。県関係者が16日明らかにした。 焼津漁協は7月、第三者機関設置など再発防止策をまとめた報告書を県に提出している。県は、漁協関係者が関わる窃盗が長年行われてきたのは悪質として、より強い対応が必要と判断した。 県関係者によると、措置命令では、再発防止策の進捗状況に関する3カ月ごとの報告や第三者機関調査の結果を速やかに報告するよう求める。

2022年08月17日 デイリー版5面 港湾 国交省港湾局、みなとオアシス気仙沼、1年越しの登録証授与式。「スーパーヨットの寄港地に」 国土交通省港湾局は7日、港のにぎわい拠点「みなとオアシス」に登録した「みなとオアシス気仙沼」（宮城県気仙沼市）の登録証授与式を気仙沼市内で開いた。当日は東北地方整備局の代表者から菅原茂気仙沼市長に登録証を授与。登録日は2021年7月22日だが、式典は新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期していたため、1年越しの開催となった。菅原市長は登録証授与式で「気仙沼は漁船だけでなく、ヨットやプレジャ… 続きはログインしてください。 残り：402文字／全文：597文字

米国の経済誌「フォーブス（Forbes）」は8月8日、ブラジル国内で唯一、本わさびを栽培しているミナト・ワサビがアグリテック企業に投資やビジネス上の支援を行うWBGI（注）から、65万レアル（約1,690万円、1レアル＝約26円）の投資を受けたと報じた。これにより同社は、2023年末までに現在の生産ペースを1カ月7キロから同60キロに拡大することを目指す。また、新たに生産の管理プロセスを一部自動化した温室設備を導入することで栽培規模を拡大する。 ミナト・ワサビは、農業分野の研究などで著名なサンパウロ州立大学農学部（Esalq）出身のビニシウス・シンゾウ・アブノ氏が企業したスタートアップ企業。サンパウロ州ピラール・ド・スル市に所在している。ジェトロ・サンパウロ事務所の農林水産・食品コーディネーターであるポンチプロンタの福井真司代表に8月11日付で、ブラジルでの本わさび生産を拡大する狙いについ