金沢大学は能登半島地震に関する調査経過を報告し「ナマコがいない」など生態系にも何らかの影響を与えている可能性を示唆しました。 金沢大学で行われた報告会には、学生だけでなく市民などおよそ130人が参加しました。 この中で、理工研究域の平松良浩(ひらまつよしひろ)教授は今回の能登半島地震はM7.3相当の地震が10数秒のうちに2回起きた可能性があるといった最新データを紹介しました。 また、ロバート・ジェンキンズ准教授は1月23日に能登町・九十九湾の海底を調査した結果、津波で運ばれたとみられる20センチを超える石が山積みになっている様子が観察されたと報告しました。 ジェンキンズ准教授: (九十九湾の)ナマコが、本来はもう少しこの時期はいるはずなのに、(今は)ほとんどいないとかそういう異変が起きていることは間違いないと思います」 ジェンキンズ准教授はこのように話し能登半島地震が生態系にも何らかの影響
養殖マサバの刺身パックを販売した茨城県立海洋高の生徒たち=水戸市河和田のフードスクエアカスミ水戸赤塚店(三浦馨撮影)1月26日、那珂湊漁港(茨城県ひたちなか市)内の一角に早朝から人だかりができていた。いけすで養殖されたマサバの出荷作業が始まっていた。 県水産振興課職員らが慎重に手繰り寄せた網の中には、ピチピチと飛び跳ねるマサバの姿があった。次々とバケツリレーで陸上へ運ばれると血抜きされ、県内のスーパーなど67店舗へ無料で出荷された。これら一連の作業には、地元の県立海洋高(前田浩一校長)の生徒たちが参加していた。 県はマサバの安定した収穫と供給の実現へ向け、一昨年から養殖に着手。天然物にはアニサキス(寄生虫)がいて生食できないが、飼料で育てる養殖物は刺し身でも食べられる。 ICT(情報通信技術)を活用したいけすでは水中カメラでマサバの様子を監視し、飼料も遠隔操作で投与できる。一方で、飼料の補
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
青森県八戸市は2日、八戸グランドホテルで魚市場運営審議会を開き、3カ所の市営魚市場の2022年度収支を報告した。市場運営に関わる直接的収支は1億919万円の赤字だった。赤字幅は前年度より631万円圧縮したものの、八戸港の水揚げ数量低迷を受け2年連続で1億円を超えた。
冷凍カツオ窃盗で起訴の水産加工会社の元常務 組織犯罪処罰法違反の容疑は不起訴処分に 焼津漁港めぐる事件=静岡地検 静岡県の焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオを盗んだ窃盗の罪に問われている焼津市内の水産加工会社の元常務の被告(46)について、静岡地検は、盗品の冷凍カツオを正規品の手続きで仕入れたと装った疑いで書類送検されていた組織犯罪処罰法違反の容疑については、不起訴処分としました。 焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件については、これまでに3つのグループが摘発されています。 3つ目のグループとして摘発された焼津市内の水産加工会社の元常務の被告(46)は、2021年3月、複数の船会社が水揚げした冷凍カツオを盗んだ窃盗の罪で起訴されています。 一方で静岡地検は、計量や競りをされずに盗まれた冷凍カツオと知りながら正規品として仕入れたと装った疑いで、2023年3月に書類送検されていた組織犯罪処
国際自然保護連合(IUCN)が昨年12月、絶滅の危険がある野生生物を掲載する「レッドリスト」を改定し、東アジア近海に生息するサワラを準絶滅危惧種とした。中国や韓国など沿岸各国の乱獲や水質悪化が一因とみられる。水産庁も資源管理の強化を検討しており、全国有数の水揚げがある山陰両県の漁業関係者が規制の行方に気をもんでいる。 (中村和磨) サバ科のサワラは、東シナ海や北海道以南の日本海と、瀬戸内海や高知県沿岸の太平洋を回遊する二つの集団がある。温暖化で2000年頃から日本海沿岸の定置網で漁獲量が増え、山陰両県は京都や北陸などに次ぐ有力な産地に。漁期の9月から翌年3月ごろまで漁業者の貴重な収入源になっている。 美保湾近辺のカタクチイワシを食べて育ち、秋頃に脂が乗ったものは特に重宝され、鳥取県は淀江(米子市)で水揚げされたサワラを「Premium鰆(プレミアムサワラ)」として売り出し中だ。 こうした中
●2週間後救出の夫婦「正月じゃなかったら」 能登半島地震は能登の「人口」が一番多くなる元日に発生し、被害が拡大したが、輪島沖の舳倉島では犠牲者が一人も出なかった。本土とは違って、一年で最も島に人がいなくなるこの日、舳倉にいたのは3人。「波にさらわれた家もある。正月じゃなかったと思うと、おとろしい」。発生から約2週間後にヘリコプターで島から救出された夫婦は北國新聞社の取材に応じ、離島を襲った津波の恐怖に声を震わせた。 輪島港から北約50キロに浮かぶ島の人口は季節によって変わる。海女(あま)漁が盛んな夏場は約80人を数えるが、冬場は4分の1に減り、特に正月は大半が本土にある家で親族と過ごす。 元日に地震が起きた時、島に残っていたのは北陸電力から委託を受けて電気設備の保守点検を担う坂口剛さん(57)と妻幸子さん(56)、近くに住む海女の70代女性1人だけだった。 坂口さん夫婦は、奥津比咩神社で初
天竜川で観光用の和船を運航する「南信州リゾート」(長野県飯田市)が、春の観光シーズンにデビューする木造船2艘(そう)を、高森町の造船所で建造している。新しい船は今より小型化を図り、安全性と乗り心地を大幅に向上させる。船外にエンジンを付けて、新しい運航ルートを採り入れることも検討している。 同社は、地元自治体などが出資する南信州観光公社の子会社。コロナ禍の赤字を理由に撤退を表明した前運航会社から事業を引き継ぎ、2023年春から「天竜川和船下り」の名で運航を再開した。新しい船の建造は通算して3年ぶりとなる。 新しい船は16人乗り、全長約9メートル。これまでは28人乗り、同約13メートルの船だったため、定員は減るが、大人数の団体客よりも少人数の家族連れが増えてきた時代のニーズに合わせる。船をコンパクトにしたことで、操船もしやすくなる。 船は、従来のベンチ式をやめ、背もたれとひじ掛けのある座席式に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く