那覇市から西へ100キロにある沖縄県久米島は、海洋深層水を漁業や発電など複合的に利用する研究が進められている。水深612メートルから採取する海洋深層水は、低温で細菌が少ないのが特徴だ。取水量日本一の海の恵みを生かして、久米島はクルマエビや海ぶどうの養殖で日本一を誇る。さらにジーオー・
2024年1月6日、米国サウスカロライナ州沖で絶滅が危惧されるタイセイヨウセミクジラの子どもが目撃された。子どもは船のスクリューと接触してできたと思われる深い傷を頭、口、唇に負っており、米国海洋大気局(NOAA)の関係者は、傷が原因で子どもは母乳が飲めず、死んでしまうだろうと予想した。 約1週間後、子どもが再び目撃された時、傷は治りつつあるようだった。しかし子どもの命はもとよりタイセイヨウセミクジラの存続に関して専門家たちの懸念は続いたままだ。 タイセイヨウセミクジラ(Eubalaena glacialis)は主に19世紀の乱獲が原因で、2022年の時点でわずか356頭まで数が減ってしまった。船舶との衝突や漁具によるトラブルはいずれタイセイヨウセミクジラを絶滅に追い込んでしまうのだろうか。(参考記事:「動物大図鑑:セミクジラ」) 捕鯨業にとって「適切な」クジラ 1851年の小説『白鯨』の中
台湾東部沖地震で沖縄県内各地に津波警報が出された3日、宮古島ではその警報を知らないまま漁をしていた漁師が多くいた。漁師からは、ヘリなどを使った上空からの情報伝達を強く求める声が噴出。沖合で活動する漁民に対して、いかに迅速確実に情報を伝えるか課題が見えた。(新里光宏通信員) 宮古島地方を含む県内で津波警報が出されたのは東日本大震災以来13年ぶりだ。13年前は2千キロ余り離れた震源域の三陸沖から約3時間50分後、宮古島市の平良港で45センチの第1波、そのさらに1時間後に65センチの第2波を観測。県内6カ所ある検潮所では最大の津波だった。県のまとめによると、島最北端の狩俣の沿岸では、養殖モズクが流されたり網に絡まったりして3600万円余の被害を受けた。 今回の発令は地震発生から間もない午前9時1分だった。台湾から宮古島までは300キロ余。宮古テレビの報道記者だった13年前に、大きな被害が出た狩俣
小樽港に大型のクルーズ船が着岸できる新たな岸壁やターミナルなどの施設が完成し、21日、記念の式典が行われました。 観光名所の小樽運河の近くにある小樽港の第3号ふ頭とその周辺は、小樽市中心部へのさらなる人の流れを生み出そうと、国や市によって再開発が進められています。 このうち中心的な事業として整備が進められていたクルーズ船が着岸できる岸壁をはじめ、税関や出入国審査などの機能があるターミナル、それに大型バスがとめられる駐車場が完成し、21日、迫俊哉市長などが出席して記念の式典が行われました。 市によりますと、小樽港に入港する大型のクルーズ船はこれまで小樽運河から2キロあまり離れたふ頭を利用していましたが、新たな施設の利用が今月から始まることで観光地へのアクセスが向上し、クルーズ船の寄港の増加などが期待されるということです。 ふ頭周辺の再開発では、来年にかけて多目的ホールを併設した観光船ターミナ
島根半島の東の端に位置する島根県松江市美保関町に、大正末期から戦後にかけて、複数の水族館が存在していたことをご存じでしょうか?地域の歴史を探求するグループの研究によって、これまで3つの水族館の存在が…
給餌・交配を効率化 回転すしチェーン「スシロー」などを展開するFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は、水産資源の安定調達を目指し、他社との協業に力を入れている。マダイの養殖では養殖事業者などと協力して生産したマダイを春以降に店舗で提供を始める計画。ハマチ(ブリ)ではベンチャー企業と協力し、全遺伝情報(ゲノム)解析を本格的に開始した。将来はゲノム解析したハマチを従来通り人工交配して、育てたものを店舗で提供することも目指している。(大阪・岩崎左恵) 海水温度の上昇などで天然魚の漁獲量が少なくなる中、F&LCでは水産資源の安定調達を狙い、養殖魚の仕入れの割合を現状の約35%から50%に伸ばすことを目標としている。養殖魚の重要性は高いが、養殖事業者は高齢化や人手不足などで増加は見込めない。斎藤雄介商品戦略部長は、「安定調達ができるよう、自社で丸抱えするのではなく、技術を持ったパートナ
インドネシアからの技能実習生との親交を深めようと、宮城県気仙沼市で4月21日にインドネシア料理の味を競うコンテストが開かれました。気仙沼市で開かれたこのコンテストには、市内に住むインドネシアからの技…
観光のお供に作りたてのおにぎりはいかが-。岩泉町岩泉の龍泉洞レストハウス内に今月、ふっくら亭がオープンした。食材にこだわった身近な「ごちそう」を楽しめ、外国人客からも人気を得ている。町を代表する観光地の新名物として定着しそうだ。 龍泉洞の水で岩手県オリジナル品種「銀河のしずく」を炊き、高品質な有明海産ノリで包んだ。注文を受けてから作るため、店名の通り、ふっくら温かな提供も魅力の一つ。粒立ちが良い米は口の中でほろりとほぐれ、たっぷり入った具材が食べ応えを演出する。 約20種から選べ、1個250~650円。季節ごとのメニュー展開にも力を入れ、今月はフキノトウの天ぷらや花芽わさび漬けなどが並んだ。今後は山菜や塩うに、マツタケなど地元の旬の味が登場する予定。 午前11時~午後4時。年中無休。問い合わせはレストハウス(0194・22・2270)へ。 ◇ ◇ 記事全文は、4月20日付の岩手日
2024-04-18 紫電改など旧海軍戦闘機エースパイロット、上越市出身の杉田庄一の書籍出版へ CFで支援募る ニュース 太平洋戦争末期の旧日本海軍の戦闘機「紫電改」などに搭乗したエースパイロットで、20歳で戦死した新潟県上越市浦川原区出身の杉田庄一(1924〜1945)の生涯をまとめた書籍の出版に向け、関係者がクラウドファンディングで支援を募っている。2024年は杉田の生誕100年に当たり、書籍出版のほか、6月30日には上越市市民プラザ(土橋)で記念式典や講演会、パネル展が開催される。 杉田庄一(空戦で被弾したやけどの跡が残る) エースパイロット杉田庄一とは 杉田は旧安塚村(現上越市浦川原区小蒲生田)に生まれた。15歳で海軍に志願して少年航空兵となり、予科連を経て戦闘機搭乗員となる。太平洋戦争でパプアニューギニア・ラバウルなどの空戦に出撃し、優秀な搭乗員として18歳だった1943年(昭和
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