<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年04月07日 (木)ここに注目! 「高まる国際的懸念」 日本の福島第一原発の事故について、国際社会から事故の収束への見通しが立たないことに懸念の声が高まっています。石川解説委員に聞きます。 Q)世界全体が福島第一原発の状況を心配していますね。 Q)国際社会は何を一番懸念しているのでしょうか A)国際社会が不安に思っているのは、日本政府が放射性物質を閉じ込めるのに数カ月かかると述べる中で、どのように事故を収束させるのか、日本政府、東京電力から明確な見通しが示されていないことです。 86年のチェルノブイリ事故は確かに今回を遥かに上回る大爆発で大量の放射性物質をまき散らしました。しかし流出そのものは火災が続いた10日間でほぼ終わっています。 福島第一原発の場合はチェルノブイリに比べれば量ははるかに少ないとされているものの、放射性物質