やめましょう心のケアのマニュアルに頼るのは。マニュアルはあくまで指針です。しかし、心のケアの過去の誤りも学んでおく必要があります。その視点で、NHKスペシャルの心のケアの放映を考えてみたいと思います。その前に、瀧野先生、録画DVD送付いただき、ありがとうございました。いつも、先生には助けられます。先生のお宅の録画システムを一度教えてください。atsushiさん、逐語禄ありがとうございました。室崎先生とやりとりしたときに使わせていただきました。 コメンターの室崎先生とは、阪神淡路大震災以来、折々に、助けてもらっています。都賀川豪雨災害では、ボランテイアで、検証のための聞き取りをしてくださいました。 そして、この放映を私も見ることができましたので、室崎先生にメールを差し上げました。すぐに返事をいただき、過酷な被災地の現状、そして、自分を責める人が多く、その気持ちを和らげることができないと
<今日、「NHKスペシャル-危機を乗り越えるためにー東北関東大震災から10日」を視聴されていた方、「この時期感情をはき出させることが心のケアになる」とこの番組でメッセージを送っていた。>と、災害精神保健の第一人者の方から、連絡を受けました。 私は、日本臨床心理士会・日本心理臨床学会合同・東日本震災心理支援センター立ち上げの会議に参加していて、この番組をみていません。 どういった内容だったか、ご覧いただいた方、どなたでも結構ですので、情報をください。 NHKがこの時期、こういったメッセージを送ったとすれば、極めて不適切であり、国際的な災害後の心理支援の動向とも反します。 日本心理臨床学会では、早期の感情表現を促すことに警告のメッセージを学会Hpで送っています。 もし、事実であれば、NHKに申し入れをしなければなりません。 私へのアクセスは、hotanshin@hotmail.com です。
全国で災害報道(津波映像と原発事故)を視聴している子どもたちには、さまざまな心とからだの変化(ストレス反応)があらわれているようです。もちろん、あらわれている子もいない子もいるかもしれません。 「日常生活をしっかり送ること」と「災害に向き合うこと」の2つを切りわけて前向きに生きることが大切です。 □わが子が災害映像を見て、寝込んでしまった、食べた物を吐いてしまった、そういった時、 「このつらいことを、○ちゃんの身体が必死で受けとめようとがんばっているんだよ」 (ショックなことに出会ったときの当然の反応であるとのメッセージを込めて) 「よくがんばってるね、って○ちゃんのからだに声をかけてあげてね」(からだをさすってあげたり、からだが楽になるようなかかわりをしてあげてください。 体がかちかちになっているかもしれません。そんなときは、こっているところに、手をあててあげるだけでいいです。もちろん、
先週放映予定だった「うつは“心”から治せるか」(クローズアップ現代)は、エジプト争乱で、今日、放映された。当初、”脱「くすり」”とサブタイトルが仮題でついていたが、これは「認知行動療法」に変わった。番組をみて、薬をやめてしまううつ病の方がおられたら、危険だったので、この変更はよかった。 若いうつの方と、過去のきびしい養育がからんだ中年の方を取材して構成していた。 この放映は、メンタルヘルス界にかなりのインパクトを与えたであろう。 最後の方で、国家資格化に関して日本心理学諸学会連合の会議(2011.12.23)のシーンが流れ、私も一瞬写っていた。 会議の前に、NHKカメラマンがいたので、「ニュースで流れるのですか」、と尋ねると、クローズアップ現代だといっていたのを思いだす。臨床心理職の国家資格化を大きく前進させてほしい。 私は、トラウマ・PTSDへ認知行動療法の枠組みをもちいながらも、「動作
今朝のスーパーモーニングをみていたら 小林美佳さん(35歳)が、「性犯罪被害とたたかうということ」という著書を出版したことをめぐって、本人が出演し、大谷さん、鳥越さんたちと、性犯罪被害を社会がどう考えるか、という議論をしていました。 2008年に「性犯罪被害にあうということ」を実名出版して以来、3000人の人から、被害を打ち明けられたことが語られました。今回の出版は第二弾です。 小林さんは 「『被害者は悪くない』とまず声をかけてほしい」 「気持ちをわかってくれて聞いてくれる人とそうでない人はわかる」 「(被害体験を語ることによって)症状は軽くなっているかどうかわかりませんが、なれてきたという感じです」 と話されていました。 鳥越さんが「マイナスを体験をプラスにしていくというのはすごいですね」といったコメントに対して、 赤江珠緒さんが「マイナスの体験というのはどうか」と突っ込みをいれていまし
豊岡市は、新型インフルエンザにかかわる誹謗中傷・風評被害など払拭するため、政府等に対して、要望書を提出しました。 豊岡市長名で、内閣総理大臣、兵庫県知事などへ下記の要望を提出しています。 1 国民に対し、新型インフルエンザの症状など医学所見とその評価について、 科学的根拠に基づき、分かりやすい表現で、充分説明すること。 2 遺伝子検査や疫学的調査の目的を分かりやすい言葉で充分説明し、理解を 得ること。 3 疫学的分析結果を早く公表すること。 4 患者や家族等を非難中傷することには根拠がなく、卑劣なことであること を強くアピールすること。また、患者や家族等に対し、罪悪感を覚えたりす る必要がないことを充分説明すること。 5 無理解や偏見に基づく被害が現に発生していることを踏まえ、情報の提供 の仕方についても細心の注意を払うこと。 6 府県別、地域別の患者数を累計で公表あるいは強調す
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