執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農と食の周辺情報 白井 洋一 2018年11月15日 木曜日 キーワード:メディア 農薬 2018年9月5日、バイエル社(ドイツ)によるモンサント社(米国)の買収手続きが完了し、遺伝子組換え作物の最大手として君臨してきたモンサントの社名は消えた。 社名は消えたが、長年、モンサントを標的に組換え体や農薬を攻撃してきた市民団体は相変わらず、「モンサント」が攻撃対象だ。マスメディアも「バイエルのモンサント」や「バイエルのユニットのモンサント」という表現が多い。8月に米国の裁判所が、除草剤グリホサートでがんになったと訴えた原告を支持し、2億8900万ドルの賠償を命じた。額が巨額であり、日本でも、反モンサント、反組換え体の評論家や学者などがとりあげ、一部メデ
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