政府が18日に閣議決定した「子供・若者白書」によりますと、日本の若者が自分自身に満足していたり、長所があると感じていたりする割合は、各国の中で最も低くなりました。 それによりますと、 ▼「自分自身に満足している」と回答した人は、 ▽最も高いアメリカの86.9%に対し、 ▽日本は45.1%にとどまりました。 ▼「自分には長所がある」と答えた人も、 ▽最も高いドイツの91.4%に対し、 ▽日本は62.3%と 前回5年前の調査に続き、いずれも各国の中で最も低くなりました。 一方、特集では、いわゆる「ひきこもり」について内閣府が去年、40歳から64歳を対象に行った初めての調査も取り上げ、 ▽ひきこもりの期間が7年以上に及ぶ人が半分近くに上ったこと、 ▽きっかけとして「退職」を挙げる人が最も多かったこと、などを指摘しています。