今年3月2日から3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催した「第4回国際風力発電展」では、欧米、中国、台湾、日本メーカーが競って小型風力発電の最新モデルや開発中の製品を展示した。メーカー担当者は、性能や設置コストなどを売りに、来場者へ熱のこもったアピールを続けていた。 日本では出力20キロワット(kW)未満の風力発電を小型と定義している。そして今、この小型風力発電の設置がブームになりつつある。後押ししているのは太陽光発電に比べて2倍以上の高値で売電できる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)だ。 小型風力は1kW時当たりの買い取り価格が55円。対する太陽光は昨年7月に引き下げられ27円(10kW以上)となっている。太陽光の導入が急増したことなどから、経済産業省は価格を是正。そのため、「太陽光の導入を検討していた個人や企業が、小型風力に関心を示すようになった」と各メーカーの担
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く