平成24年5月に独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1:Global Change Observation Mission 1st - Water)には高性能マイクロ波放射計2(AMSR2:Advanced Microwave Scanning Radiometer-2)が搭載されており、その観測データはリアルタイムで気象庁に送信されています。このAMSR2のデータには大気中の水蒸気や海面水温の情報が含まれていることから、気象庁とJAXAは共同でそのデータの有効利用のための調査や技術開発に努めてきました。 この結果、気象庁が発表する天気予報の基礎資料を作成する数値予報システムにおいて、降水予測精度の向上が期待できることが確認できましたので、平成25年9月12日よりその利用を開始します。詳細は別紙1を参照下さい。また、気象庁
宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)は、海洋研究開発機構(以下、「JAMSTEC」)と、地球環境分野における観測衛星データと海洋に展開する観測システムから得られる現場データとの融合等海洋と宇宙の連携を進めているところです。 このたび、情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、「国立極地研究所」)は、GRENE北極気候変動研究事業として、9月3日から10月17日までの間、JAMSTEC所有の「みらい」を用いて、急激に海氷が減少した北極海での環境変動による生態系や気候変動システムへの影響を詳しく調査しています。JAXAは、この北極海の観測・調査航海において北極海の観測研究や安全な航行のために、「しずく」の北極海域の観測データの提供を開始しました。 「みらい」の北極観測航海には、日々変化する海氷の状況を知ることが必要ですが、今回の航海では、天候に左右されず観測できる「しずく」の海氷分布、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成24年5月18日1時39分(日本時間)に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)が、平成24年6月29日に実施した軌道制御の結果、A-Train軌道の所定の位置に投入されたことを確認しました。 「しずく」の投入位置は、Aqua※1の前方であり、今後参加するOCO-2※2が投入されるまでは、A-Trainの最前方となります。 アメリカ航空宇宙局(NASA)地球科学部長マイケル・フレリック氏より「JAXAが開発した「しずく」をA-Trainのメンバーとして、大歓迎いたします。A-Trainに参加している複数の衛星データの融合、共有により、大気科学の研究は著しく進歩しています。これにAMSR2(アムサー・ツー)のデータセットが加わることで、A-Trainの科学研究の可能性が大いに広がるでしょう。」と、歓迎のメッセ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、平成24年5月18日午前1時39分(日本時間)に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)は、6月29日にA-Train軌道に投入された後、搭載している高性能マイクロ波放射計「AMSR2」(アムサー・ツー)のアンテナ部を毎分40回転まで回転させ、7月3日より、地球の観測を開始しました。取得した画像のいくつかをお知らせします。 図1は、7月3日午前9時頃から7月4日午前9時頃(日本時間)にかけての約1日間に、「しずく」搭載のAMSR2が地球の全体を観測した画像です。画像のなかで、黄白色の部分は強い降水領域や海氷域を、水色から紺色への色の変化は大気中の水蒸気や雲の増加をそれぞれ表しています。黒色は観測されていない領域です。 【図1】 図2は、図1の日本周辺の領域を拡大したものです。「しずく」は7月3日午後1時頃(日本
宇宙航空研究開発機構 JAXA について [組織情報] プロジェクト [活動内容] ファン!ファン!JAXA! [コミュニティ] サイトコンシェルジュ [お問い合わせ・FAQ] 宇宙航空研究開発機構 English TOP > プレスリリース > 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)のクリティカル運用結果について Tweet 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の クリティカル運用結果について 平成24年5月23日 宇宙航空研究開発機構 本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)のクリティカル運用結果について (PDF:1.8MB) 問い合わせ先: 関連資料: 関連リンク: しずく特設サイト 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1) 2012年5月のインデックス ©
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の所定の軌道への投入及び高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)初期ランアップ(※1)が完了し、重要なイベントが正常に終了したことから、クリティカル運用期間を終了致します。 現在、衛星の状態は正常です。 今後、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の観測軌道となる「A-Train(※2)軌道」への投入を約45日かけて行うと共に、初期機能確認(※3)を約3ヶ月間行う予定です。 今回の第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の打上げ及び追跡管制にご協力、ご支援頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 (補足) ※1:AMSR2を初期の回転数(4rpm)へ移行させる設定です。 ※2 :A-Train(The Afternoon Constellation)概要については、別添に示し
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)搭載の高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)(※)のアンテナが展開したことを勝浦局で取得した画像により確認しました。 AMSR2のアンテナ展開画像を別添に示します。 現在、衛星の状態は正常です。 (補足) ※: Advanced Microwave Scanning Radiometer2(アムサーツー) 高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)は、地表面や海面、大気中の物体などから自然に放射されるマイクロ波とよばれる電磁波(7GHzから89GHzまでの6つの周波数帯)を計測し、8種類の物理量(積算水蒸気量、積算雲水量、降水量、海面水温、海上風速、海氷密接度、積雪深、土壌水分量)を観測するセンサです。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の太陽電池パドルがオーストラリア上空付近において正常に展開したことを撮像した画像により確認しました。 トロール局(※)で取得した展開画像を別添に示します。 また、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の軌道計算を行った結果、以下の表に示すとおり、所定の軌道に投入されていることを確認しました。
H-IIAロケット21号機による 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1) および韓国多目的実用衛星3号機(KOMPSAT-3)の打上げ結果について 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、平成24年5月18日1時39分(日本標準時)に、種子島宇宙センターから第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)および韓国多目的実用衛星3号機(KOMPSAT-3)を搭載したH-IIAロケット21号機(H-IIA・F21)を打上げました。 ロケットは正常に飛行し、打上げ後約16分3秒にKOMPSAT-3を、約22分59秒に「しずく」を分離したことを確認しました。また、小型副衛星(SDS-4、鳳龍弐号)に対しても計画通り分離信号を送出したことを確認しました。 今回のH-IIA・F21打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は
宇宙航空研究開発機構 JAXA について [組織情報] プロジェクト [活動内容] ファン!ファン!JAXA! [コミュニティ] サイトコンシェルジュ [お問い合わせ・FAQ] 宇宙航空研究開発機構 English TOP > プレスリリース > 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の開発状況について Tweet 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の開発状況について 平成24年2月8日 宇宙航空研究開発機構 本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の開発状況について (PDF:2.53MB) 問い合わせ先: 関連資料: 関連リンク: 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1) 2012年2月のインデックス © 2003 Japan Aerospace Explor
(独)宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、平成23年度打上げの「第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1:Global Change Observation Mission 1st - Water)」に対し、広く皆様に親しみを持っていただくため、平成23年7月1日(金)~8月31日(水)の期間で愛称を募集したところ、多くの応募をいただきました。最終的に以下のとおりと決定いたしましたので、お知らせいたします。 選考結果 愛称「しずく」 ローマ字表記は「SHIZUKU」 選定理由 「しずく」は最も多くの応募を得た愛称であり、また、第三者商標権等の観点でも大きな懸念はないため。 一滴の「しずく」が雨となり、海に流れ、水蒸気になり、さらには氷にもなる、その循環を観測するからという提案理由や、水の一滴一滴を大切に観測してほしいという期待がこめられた提案理由が多くあり、これらはGCOM-W1の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く