電子たばこを持つ男性(2014年3月13日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NICOLAS TUCAT 【1月23日 AFP】国連(UN)の世界保健機関(WHO)が21日、電子たばこが使用者だけでなく、電子たばこから出る蒸気にさらされる第三者にも害を及ぼすとの報告書を発表した。WHOは、電子たばこは成長過程の胎児の健康や10代の若者の脳に影響を及ぼす可能性があると警告している。 正式には「電子ニコチン送達システム(ENDS)」と呼ばれる電子たばこは、メーカーおよび一部の政府から、従来のたばこのより安全な代替品、さらには禁煙のための手段として推奨されてきた。 だが、WHOは電子たばこについて強い表現を用いたQ&A形式の報告書の中で、電子たばこが喫煙者の禁煙を助けると主張するのに十分な証拠はないが、安全でないことを示す明らかな証拠はあると指摘した。 また、「電子たばこが健康に有害
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