進水式を前に、新型海中ロボットの横で説明する西田祐也・九州工業大未来社会ロボット実装センター長=北九州市若松区安屋の脇田漁港で2026年4月10日午後2時20分、谷由美子撮影 九州工業大(北九州市)は、電波によって動画のリアルタイム伝送と遠隔操作を可能にした新型の海中ロボットを開発したと発表した。実用化されれば、洋上風力発電設備の点検や、将来的にはレアアースの採掘などにも生かせるという。 同大の「未来社会ロボット実装センター」と「ネットワーク&スマートシステム研究センター」が共同で開発した。新型ロボットには、海中に特化させた水中電波通信装置を搭載。ケーブルを要しない無線式でありながら、従来の音響通信(音波)より高速で大容量のデータ通信を可能とし、陸上で動画を見ながら操作できるのが特長。同大によると、海中電波通信で遠隔操作できるロボットは世界でも例がないという。

