大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市東区 社長:石黒 武 以下、大同特殊鋼)と本田技研工業株式会社(本社:東京都港区 社長:八郷 隆弘 以下、Honda)は、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性と高磁力を兼ね備えた、重希土類※1完全フリー(不使用)熱間加工ネオジム磁石を世界で初めて※2実用化し、Hondaは、今秋発表予定の新型「FREED(フリード)」に採用します。 ハイブリッド車など電動車の駆動モーターには、世界最強の磁力を持つネオジム磁石が使用されており、今後、急激な需要拡大が見込まれています。 ハイブリッド車用駆動モーターにおいて、ネオジム磁石は高温環境下で使用されるため、高い耐熱性が要求されます。その耐熱性を確保するために、従来は重希土類元素(ジスプロシウム、テルビウム)が添加されてきました。 しかし、重希土類元素は世界的に有力鉱床が偏在し、希少金属(レアメタル)にも分類
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