当直室で真昼間にみたドキュメンタリー。 東京の100年くらい歴史のある私立の中高一貫男子校が30億の負債を抱えてワタミフーズの渡辺美樹社長に買われた。 ワタミの社長は「夢をもつ人材を」と教育業界に参入したらしい。 慶応大学教授を校長にすえ、企業再建さながら学校建て直しに挑む。 だけど。 校長は授業中に生徒がふざけているといっては教室に乗り込み、教師をどなる。 職員会議ではばんばん教師に罰則を与え、ワタミフーズの支店長会議さながら、「業績の上がらない教師はいらない」と宣告する。 みていて、むかついてきた。 教育って、なに?自分を教えている教師が校長に債務不履行よばわりされる、大人の世界を見せるのが教育?自分も、「負け犬」になったらこうやって上司に無能呼ばわりされるのか、自分の父親も、こうやって会社で罵倒されているのだろうか、と思う子がきっといたに違いない。 この学校に反感を持たない生徒がいる