気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 韓国政府は、1997年にアジア通貨危機により韓国経済が破綻すると、民間と協力し、国を挙げコンテンツ産業振興策をとった。それが具体的な形で、日本で始めて大きな反響を呼び韓流として認識されたのは、2003年4月からNHKBS2で放映された『冬のソナタ』である。それは日本の古き良き時代を反映したような純愛ドラマであり、日本の女性、特に中高年の女性の心をとらえた。これを皮切りとして、数多くの韓国ドラマをはじめとして、韓国の文化芸能情報が韓流として日本に雪崩を打つごとく入ってきたのである。 その後、韓国通貨ウオンの低下に伴い、低価格で購入できる韓流コンテンツが更に大量に輸入された。中には、韓国時代劇の『宮廷女官チャングムの誓い』のように、女性だけではな