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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (9)

  • 貴族だったトランプがアジテーターに転向した理由

    「ヒラリーは公用のEメールを勝手に削除した!」 6月2日、カリフォルニア州サンノゼ市のコンベンションセンターで、ドナルド・トランプがダミ声で怒鳴ると、聴衆は激しいブーイングで応えた。 「私が大統領になったら、あの女を刑務所にぶち込んでやる!」 トランプが拳を振り上げると、聴衆は「うおおおお」と雄叫びを上げて足を踏み鳴らした。 聴衆の9割以上は白人。平日の夕方だから仕事帰りのはずだが、ネクタイやスーツを着た人は少ない。ほとんどがジーパン。ワークブーツの人も多い。 彼らは「サイレント・マジョリティー」と書かれたサインボードを掲げ、上気したピンク色の顔で「移民を追い出せ!」と熱狂的に叫んでいる。まさにピッチフォーク・モブ。よそ者をリンチするため、燃え盛る松明(たいまつ)やピッチフォーク(干し草を持ち上げるための農具)を手に村を練り歩く怒れる群衆だ。 時々聴衆に交じった反トランプ派の人が「レイシス

    貴族だったトランプがアジテーターに転向した理由
    kaoruw
    kaoruw 2016/11/12
    「ニューヨークの富裕層に生まれたトランプは、ブキャナンの選挙戦とWWEで初めて白人労働者層、いわゆるサイレント・マジョリティーの鬱屈したパワーに触れた」
  • 尖閣に押し寄せる大量の中国船、東シナ海と南シナ海問題が連動する理由

    2016年8月6日午前8時過ぎ、尖閣諸島の接続水域に中国海警局の巡視船6隻が侵入し、周辺海域に中国漁船約230隻が出現した。同日午後には、海警局の巡視船1隻が加わって7隻が接続水域に侵入し、8日に至って、海警局の巡視船及び他の公船の隻数は15隻、漁船の数は400隻にも上った。 一体、これが、単なる漁業活動だと言えるだろうか? 日政府の再三の抗議にも、中国は公船の活動を低下させるどころか、エスカレートさせている。後述するが、日中国は、互いに互いが自分をけん制していると考えているため、状況がより複雑になってしまっているのだ。 今回の中国公船及び漁船の活動は、「軍事力ではなく法執行機関の船舶等を用いて尖閣諸島周辺海域における優勢を高め、日の実効支配を崩す」という中国の戦略に沿ったものだ。しかし、これだけあからさまに日を挑発するには、理由がなくてはならない。中国指導部は、「日のことを不

    尖閣に押し寄せる大量の中国船、東シナ海と南シナ海問題が連動する理由
    kaoruw
    kaoruw 2016/08/14
    紛争を仕掛ける中国の論理。被害者意識と権力闘争。避けられそうもない中国との軍事衝突に備え、腰が引け気味のアメリカや国際社会への働きかけなどやらねばならないことは多いと。
  • オバマが目論む核戦力更新計画

  • 日本がこれから経験する 超格差の中での民主主義

    フィリピンでは、現職のベニグノ・アキノ大統領の任期満了に伴う大統領選の投票が9日に行われる。激戦が続いており、目下のところ、アキノ大統領の後継指名を受けたマヌエル・ロハス前内務自治大臣、有名俳優のフェルナンド・ポー・ジュニアの娘であるグレース・ポー上院議員(47)、元マカティ市長のジェジョマル・ビナイ副大統領(73)、そして、南部・ミンダナオのダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が競っている状況だが、ダークホースのドゥテルテ氏が頭一つリードし、ポー上院議員が追いかける展開になっている。今回の大統領選について、フィリピン政治に詳しい日下渉・名古屋大学大学院准教授に話を聞いた。 野嶋 今回の選挙のこれまでの展開をどう読み解きますでしょうか。 日下 今回の面白さは従来の階層による分析が効かないところです。フィリピンは一部のお金持ち、2〜3割の中間層、そして残りは貧困層だとされています。近年

    日本がこれから経験する 超格差の中での民主主義
    kaoruw
    kaoruw 2016/05/08
    「経済的にネオリベの政策を取りながら、民主主義をやる。これはつまり莫大な格差を作りながら、平等の原則に基づく政治を続けるということにほかなりません」「世界中がフィリピン化している」
  • 中国が南シナ海に原発を建設する意味

    2016年4月22日、南シナ海で行う活動に電力を供給するため、中国が海上浮動式の原子力発電所を建設する計画であると報じられた。原子力発電所は、もちろん、電力を供給するためのものである。どこに建設しても、かまわないように思える。 海上浮動式原子力発電所は実行段階に この報道とは別に、中国共産党機関紙人民日報傘下の国際情報紙は、中国船舶重工集団公司が、渤海船舶重工有限責任公司において、初となる海上浮動式原子力発電所の建造を計画していると報じた。渤海油田のエネルギー需要を満たすために、20基近くの海上浮動式原子力発電所を建設する計画であるとしている。中国の海上浮動式原子力発電所の計画は、すでに、実行段階にあるのだ。 浮体は、陸上から離れた海上に設置されるため、地震や津波の影響を受けにくく、海洋自体も応急冷却器の役割を果たし、深刻な事故が生起した状況下でも、海水を浮体内に取り込むことで、炉心溶融(

    中国が南シナ海に原発を建設する意味
  • フィリピンに“ISの衛星国”誕生か

    シンガポール南洋理工大学ラジャラトラム国際関係学院のグナラトナ教授が、1月19日付PacNetにて、ISのフィリピンへの「衛星国」樹立の危険性を指摘し、フィリピン政府の緊急な対応が必要である、と述べています。要旨は次の通り。 “フィリピンのイスラム国”指導者の誕生 ISはフィリピンとインドネシアに支部を作りそうである。インドネシア東部への衛星国樹立は同国軍に先手を打たれたが、フィリピン南部におけるIS支部設立宣言は、地域でのISのイデオロギーの影響の高まりを反映している。1月14日のジャカルタでのテロは、ISによる東南アジアへの明確な危険を示す。 バグダディに忠誠を誓うフィリピンの地元組織間での議論の結果、「フィリピンのイスラム国」の指導者に、スールー諸島のバシランを拠点とするアブ・サヤフ・グループ(ASG)の指導者、イスニロン・ハピロンが指名された。ISがバシランに聖域を作り、スールー諸

    フィリピンに“ISの衛星国”誕生か
    kaoruw
    kaoruw 2016/02/28
    「フィリピンのイスラム国」の指導者に、スールー島バシランを拠点とするアブ・サヤフの指導者が指名された。フィリピンとマレーシアの国境にあるスールー島に軍を展開すべきと。
  • IS指導部、リビアへ脱出準備か地中海都市が“第2のラッカ”

    過激派組織「イスラム国」(IS)の指導部はシリアの支配地が陥落した時に備え、北アフリカのリビアに大脱出する計画を準備しつつあるようだ。脱出先の地中海の沿岸都市シルトにはすでに外国人戦闘員とその家族があふれ、“第2のラッカ”の様相だ。 ISの撤退計画 ニューヨーク・タイムズやウオールストリート・ジャーナルなど米メディアなどが伝えたところによると、内戦状態にあるリビア中部の地中海沿岸にあるシルトは完全にISの支配下に置かれ、外国人戦闘員ら約5000人が集結、まるでシリアの首都ラッカと同じような状況だ。 シルトにISの黒旗が最初に掲げられたのは1年前。その時の勢力はわずか200人にも満たなかったことから見ると、ISが組織的にシルトの増強を図ってきたことが分かる。ISの宣伝機関も最近、シリアではなくリビアに行くように外国人に呼び掛けている。 この点について米国防総省高官はNYタイムズに「撤退計画」

    IS指導部、リビアへ脱出準備か地中海都市が“第2のラッカ”
  • 韓国軍 仮想敵は日本、 韓国が狂わせる日米韓の歯車  WEDGE Infinity(ウェッジ)

    これまでいくら日韓の国民感情が悪化しても、自衛隊韓国軍の関係は維持されてきた。ミリタリーの関係は、両国間の政治的な対立を軍事的な緊張にまで至らせない「安全装置」だったのだ。しかし今、仮想敵を日に置いたとしか思えない韓国軍の行動が相次ぐ。米国を基軸とした同盟の原点を見失えば、地域の平和と安定は崩壊するだろう。 シンガポールで開かれたアジア安全保障会議。日米韓の3カ国は6月1日、北朝鮮に核開発計画の放棄を強く求める共同声明を発表したものの、日が求めていた韓国との防衛相会談は、韓国から拒否され開けなかった。日米韓が5月中旬に日海で捜索救難訓練を実施したときも、韓国海軍は訓練の非公開を条件に参加していた。自衛隊幹部は「海上自衛隊との連携場面が報道されれば、韓国世論から反発を受けるという判断だろう」と説明する。だが、日韓の軍事面での関係悪化が表面化したのは氷山の一角にすぎない。 相次ぐ軍事交

    韓国軍 仮想敵は日本、 韓国が狂わせる日米韓の歯車  WEDGE Infinity(ウェッジ)
  • 暴力団に「借り」を作った 島田紳助の本当の代償

    島田紳助氏は10数年前、テレビでの発言を右翼に咎められ、テレビ局に街宣車を集中される攻撃を受けた。耳をふさいで知らぬ振りはできない。大音量の糾弾は現に局の業務を妨げている。営業妨害として警察に取締りを要請すれば、右翼の神経をさらに逆なでするようで、怖い。 紳助氏はこのとき、芸能界から引退しようかとまで思い悩んだという。たまたま元ボクシング世界チャンピオン、渡辺二郎氏(07年に恐喝未遂で起訴、上告中)が山口組系の有力組織である山健組系(当時)極心連合会の橋弘文会長を紹介し、橋会長が右翼と交渉して攻撃は止んだ。これにより紳助氏は橋会長に深く感謝し、以後、心服するようになった――。 相場1000万円以上の礼金が 無料だった理由 紳助氏と橋会長を結んだきっかけは右翼の攻撃だったようだが、現在、右翼の大半は暴力団系である。暴力団が右翼を別働隊として使うことはもちろん可能だし、現に暴力団がこう

    暴力団に「借り」を作った 島田紳助の本当の代償
    kaoruw
    kaoruw 2011/09/04
    書き手は溝口敦氏。共生者の末路。
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