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ブックマーク / www.nippon.com (6)

  • レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん

    80年代半ば、レゲエ音楽にデジタル革命をもたらし、“モンスター・リディム”と称される「スレンテン」。その誕生の裏側には、カシオ計算機(社:東京都渋谷区)の電子キーボードと新卒の女性開発者の存在があった。スレンテンのルーツ・奥田広子さんが、初めてベールを脱ぐ。 スレンテンのルーツはカシオトーンの音源 ジャマイカのシンガー、ウェイン・スミスの『Under Mi Sleng Teng(アンダ・ミ・スレンテン)』は、レゲエの世界に革命をもたらしたと言われる。友人のノエル・デイヴィーと2人で、カシオの電子キーボードを使って作曲したダンスホール・レゲエだ。1985年に大ヒットすると、デジタル音の心地よく、常習性のあるリズムは、またたく間に世界中に広がっていく。 レゲエでは、ドラムとベースのリズム体を「リディム」や「バージョン」、「オケ」などと呼び、これを繰り返すことで曲に鼓動を生む。同じリディムで複

    レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん
    kaoruw
    kaoruw 2023/09/09
    「誕生の裏側には、カシオ計算機の電子キーボードと新卒の女性開発者の存在があった。スレンテンのルーツ・奥田広子さんが、初めてベールを脱ぐ」
  • 新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授

    新型コロナ:第2波は「収束できる」、検査拡大し自分アラートを-宮坂昌之・阪大名誉教授 健康・医療 社会 暮らし 科学 経済・ビジネス 2020.07.27 いったん収まったかに見えた新型コロナウイルスの感染が再び、広がっている。感染の実態や見通し、処方箋について、免疫学の第一人者である宮坂昌之氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、阪大名誉教授)に話を聞いた。 宮坂 昌之 MIYASAKA Masayuki 大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授。1947年長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所等を経て、大阪大学医学部教授、大学院医学系研究科教授などを歴任。2007~08年日免疫学会会長。医学博士・PhD。主な著書に『免疫力を強く

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  • バブルは「別の顔」でやって来るー超金融緩和のリスク

    ニューヨーク株価は2018年10月から大きく崩れて年末には大底をつけた。ところが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が1月初めから利上げ停止を示唆し始めると、急速にリバウンドが進む(図表1)。10月の下落前に接近するまでわずか2カ月半だった。こうした米株価のリバウンド過程で特徴的だったのは、米長期金利が低下したことである。株高と債券高が同時に起こったということだ。さらに、一時は為替もドル安に傾きつつあったが、逆に株高を好感するようにドル高へと切り返した。長期金利が低下するのにドル高というのは異様にみえた。「株高・債券高・ドル高」のトリプル高になった。これは典型的な金融相場、ドルのマネー拡張現象だと分かった。 リバウンドの大きさで言えば、上海総合指数の方が劇的だ(図表1)。18年中は下落する一方だったのが、1月初めをボトムにして3000ポイントを約2カ月で超えた。中国も19年に入ると、

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    kaoruw
    kaoruw 2019/04/18
    熊野英生。
  • 銭湯絵師という仕事-田中みずき

    銭湯にある大きなペンキ絵を描く絵師は、全国でわずか3人。唯一の若手として伝統を将来につなげる役割を担うのは、大学で美術史を専攻してこの世界に魅せられた女性だ。 田中 みずき TANAKA Mizuki 1983年大阪生まれの東京育ち。明治学院大学で美術史を専攻。在学中の2004年に銭湯ペンキ絵師の中島盛夫さんに弟子入りして修行を始め、2013年に独立。同年、便利屋を営む駒村佳和さんと結婚。現場では、駒村さんに足場を組んでもらうなど2人で協力して仕事をする。現在は銭湯をはじめ、個人宅、店舗や介護施設など全国各地のさまざまな場所でペンキ絵を制作。銭湯の魅力を伝える活動にも力を入れている。ブログ「銭湯ペンキ絵師見習い日記」を逐次更新中。 集中力と体力が勝負 銭湯と聞いて、ノスタルジーを感じる中高年の日人は多い。かつて毎日のように近所の銭湯に通うのが日常の一部だった記憶があるからだ。1960年代

    銭湯絵師という仕事-田中みずき
  • 沖縄反基地運動の構造的問題

    反対運動自体が自己目的化沖縄は今、大変な混乱の中にある。米海兵隊の基地、普天間飛行場の辺野古への移転計画がいったん日米で合意し、法的、行政的な手続きも終えて着工段階にまで至ったのに、強い反対姿勢をとる翁長・沖縄県は裁判に訴え、国は工事の一時中断を余儀なくされた。この事態の中で私が憂慮しているのは、基地反対運動の存在ではない。いま行われている活動家中心の反対運動やそれを扇動する沖縄をはじめとする国内外のメディアが、どう見ても沖縄県民の平均的な意見の集約とは思えないことである。 私は日米関係を専門とする研究者として、この20年以上「沖縄問題」に関わってきた。そして2009年からは在沖縄海兵隊基地の政務外交部次長として、現地で事態を長年調査してきた。ここまでの混乱となった理由は確かに簡単ではない。それは歴史的な問題、日米両政府の対応の問題、メディアや社会の在り方の問題など、さまざまな要素があるが

    沖縄反基地運動の構造的問題
    kaoruw
    kaoruw 2016/05/07
    筆者は15年3月まで在沖縄海兵隊基地 政務外交部次長
  • シェール革命の地政学

    シェール(頁岩=けつがん)から掘削されるガスと石油により、米国はエネルギー面で自立を果たすと予想されている。この「シェール革命」が日と世界に与える経済的、地政学的影響を谷口智彦慶應義塾大学特別招聘教授(nippon.com編集委員)が考察する。 米国のシェールガス革命は、最近ではシェールオイルも含めて「シェール革命」とも呼ばれ、米国にとって政治や経済の「ゲームチェンジャー」になるといわれている。しかし、日では、この革命が日経済や世界秩序に及ぼし得る影響について十分に認識されていないように思われる。稿では、日など各国が備えるべきシェール革命の経済的、地政学的帰結のいくつかについて論じる。 日米マクロ経済に逆向きの影響 シェール革命は、マクロ経済バランスにおいて、日米に対照的な帰結をもたらし、第2次世界大戦後の日の経済成長を支えた日米の経済関係を逆転させる。 この先、米国は1次エネ

    シェール革命の地政学
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