パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ナビサレハで行われたユダヤ人入植地ハラミシュに対する抗議デモの後の衝突で、銃を手に持ち少年を押さえつけるイスラエル軍兵士(2015年8月28日撮影)。(c)AFP/ABBAS MOMANI 【9月2日 AFP】少年を押さえつける兵士と、その兵士に襲いかかる少年の家族──この出来事は、イスラエルとパレスチナの認識の違いをめぐる対立での新たな武器と化している映像がなければ、人々に知られることがなかったかもしれない。 この映像について、パレスチナ人たちは、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)でのイスラエルによる不当な扱いを証明するものだと主張。一方、イスラエル人の多くは、活動家らがメディアを利用して仕掛けたわなに兵士がはめられたと主張している。 8月28日にナビサレハ(Nabi Saleh)村で起きたこのもみ合いの映像は、ネットに投稿されるとたちまち